k-lazaro’s note

人と世界の真の姿を探求するブログです。 基盤は人智学です。

自由をめぐる闘い(前編)

ウクライナ問題が新たな段階に入っている。ロシア語話者の地域(いわゆる親ロシア派が支配し独立した地域)がロシアに編入されたからである。 西側の政治家は一方的な併合だと批判し、更なる制裁をと語っている。日本でも圧倒的多数の賛成票が信じられないよ…

メディア界による「霊的なものに対するワクチン」②

①では、霊界(エーテル界)の認識から人類、特に若者をそらすために、歪んだエーテル界のイメージを注入する「ワクチン」がメディアを通して行なわれているとして、いくつかの海外のファンタジー文学が分析された。 トールキンら初期のファンタジー文学にも…

メディア界による「霊的なものに対するワクチン」①

トールキン 「ソロヴィヨフのアンチキリスト予言と現在の世界情勢」で、予言と現在の世界情勢の関連に関するインゴ・ホッペIngo Hoppe氏の論稿を紹介した。現象として現われている実際の出来事は確かに異なっているが、その背後の本質は、ソロヴィヨフが予言…

9月24日に予定されている不吉な出来事とは?

今「陰謀論界隈」で9月24日に何か起こるのではないかという話題が注目されている。例えば次のような記事。 これに関連する海外記事を見つけたので紹介したい。 著者は、マイケル・スナイダーMichael Snyder氏で、彼は、アマゾンの紹介記事によると、「全…

第3次世界大変の到来か?

21日のウクライナへの一部兵員動員に関するプーチンの国民向け演説で世界が揺れている。西側及び日本のマスコミ、専門家は、ウクライナの攻勢を受けてやむなくプーチンが決断した、ロシアでは反戦が盛り上がってきており、プーチンの足下が揺らいでいるな…

ソロヴィヨフのアンチキリスト予言と現在の世界情勢 ②

フリッチョフ・カプラ氏とその著作 この項目の①では、インゴ・ホッペIngo Hoppe氏の著書『アンチキリストの短編物語』に基づき、ソロヴィヨフのアンチキリストの予言物語は、メルヘンや寓話的な表現であり、実際に起きるであろう出来事をそのまま描写したも…

ソロヴィヨフのアンチキリスト予言と現在の世界情勢 ①

ソロヴィヨフ 以前、19世紀ロシアの哲学者、文明批評家、詩人、ウラジーミル・セルゲイェヴィチ・ソロヴィヨフのアンチ(反)キリスト出現の予言について触れた。 それは、1つの物語となっており、ごく簡単に紹介すれば、アンチキリストが、最初、世界的な…

アングロサクソンとロシアの対立 ②

前回の、テリー・ボードマン氏のウクライナ問題の論稿のパート1では、英米が、中央ヨーロッパと東ヨーロッパを分断させ、ドイツとロシアの弱体化を図る戦略を進めてきたこと、シュタイナーによれば、その背景には、ドイツ人とスラブ人(ロシア)の協力の中で…

アングロサクソンとロシアの対立 ①

ザポリージャ原子力発電所※ (※現在ロシアが占拠し、砲撃を受けている危険な状態にある原発であるが、2014年には、その原発事故のニュースが世界中に流れていた。写真はこの当時のもの) これまでウクライナ問題については、トマス・マイヤー氏やテリー…

栄養の流れと人間の構成組織

ヨハネス・W・ローエン氏 以前、栄養の問題に関する「栄養の真実の基礎」という項目で、「人間は本来、地上の素材を何も必要としない。私たちがものを食べるのは、単に刺激を与えているだけ」というシュタイナーの言葉に触れ、エーレンフリート・プファイフ…

脳・脊髄のイメージとしてのアトランティス大陸

以前、「意識には脳が必要か? ②」で、アンドレアス・ナイダー氏の『超自然と下自然の間の人間』の一部を紹介した。その後、この本を読み進めたところ、アトランティス大陸に関わる非常にユニークな話が出てきたので、これを紹介したい。(「 」内は当該書よ…

日本人の過去生

現在のウクライナ問題の根底には偏った民族主義があると思われる。ウクライナの実権を握る「ナチス的民族主義者達」は、国内のロシア語話者、ロシア系の人々を暴力により弾圧してきたが(東部では砲撃による殺害もあった)、それが今回のロシアの軍事侵攻の…

電気と人間の意識

「プーチンとは何者か?①」で、マルクス・オスターリーダ氏の論考に触れた。今回は、同じオスターリーダ氏の論考だが、歴史や時事関係ではなく、科学的な内容である。 電気の問題については、「ドッペルゲンガーと電気」などの記事でこれまでも触れてきた。…

二人の子どもイエス-神殿の出来事 ②

『博士たちの間のキリスト』 パオロ・ヴェロネーゼ 磔刑で死んだイエスは勿論一人である。しかし、子ども時代、イエスは二人いた。同じ名前の子どもが二人いたのである。一人はルカ伝の、もう一人はマタイ伝の伝えるイエスである。それぞれの両親も、やはり…

ドゥーギン氏の娘が暗殺される その狙いは?

ドゥーギン氏と娘ダーリアさん 昨日ショッキングなニュースが入ったので(今日、大手マスコミでも報道されているようだ)、これについて紹介したい。 このブログで、ウクライナ問題の関係で、プーチン大統領に影響を与えているというロシアの思想家アレクサ…

左道のオカルト・ロッジで働く者はどこから来たのか?

前回、左道のオカルト・ロッジの背後にある霊的存在の話を紹介した。今回は、その配下にいて、実際にそのロッジを支配している者達の話である。これも、前回と同様にエルトムート・ヨハネス・グロッセ氏の『自我のない人々は存在するか?』に基づく。 この本…

オカルト・ロッジと儀式魔術、その背後にいる者

シュタイナーの歴史観は、表で起きていることは、その背後の霊的事象の徴候にすぎず、その霊的事象を認識することが重要であるということである。人類の歴史の基本的な流れとは、人類は霊的に進化していくということであり、これを推進するのが、霊的ヒエラ…

二人の子どもイエスー神殿の出来事 ①

エクステルンシュタインの磔刑のレリーフ このブログでは「二人の子どもイエス」のテーマが、主要なテーマの1つとなっている。私がこのテーマを初めて知ったのは、大学生の時で、先にシュタイナーに出会って、彼に関連する本を色々物色しているときに見つけ…

シンクホールの出現の意味するもの

チリに出現したシンクホール 最近、チリでシンクホールが出現したというニュースが流れた。シンクホールと は、ようするに地表に突然できた巨大な穴で、直径が数十メートルに達するものもある。地質学的には、ドリーネと呼ばれ、石灰岩質のカルスト地形で、…

光は東方より

アレクサンドル・ドゥーギン 先日テレビで、あまりにもばからしくて冒頭を見ただけなのだが、プーチンのウクライナ侵攻に、ドストエフスキーやトルストイの影響があるとする「専門家」の分析を放送していた。ロシア人がこの二人の文学者から影響を受けている…

アーリマンの目的とは ②

アーリマン(下)とルチファー(上)の間のキリスト 前回は、「アーリマンの死後生への働き」について見てきた。今回は、後半として、カルル・シュテッグマン氏の『もう一つのアメリカ』をもとに、更にアーリマンが自ら地上に受肉することにより何を目指してい…

アーリマンの目的とは ①

アーリマン 「トランスヒューマニズムとダブルと人類の分化」の記事をはじめとして、これまで何度か、カルル・シュテッグマン氏の『もう一つのアメリカ』からその一部を紹介してきた。この原書は、私が若い頃に購入しいて、途中で挫折して読了していなかった…

意識には脳が必要か? ②

以前「意識には脳が必要か?①」で、脳がほとんどないのに普通に暮らしている人の話を紹介した。もともと秘教の教えでは、人間の意識(魂・霊)は、肉体を離れても存在しているとされており、こうした人物の存在は、脳が意識を生み出すという常識に疑問を投げ…

アーリマンの受肉はいつ起きるのか? ②

シュタイナーによるアーリマンの頭部 「アーリマンの受肉はいつ起きるのか?」の後半である。 前半では、「アーリマンの受肉の目的を援助する8つの潮流」が述べられたが、現在の世界情勢を見ると、それらの潮流が非常に強まっていることは明らかである。 コ…

アーリマンの受肉はいつ起きるのか? ①

人類の代表 シュタイナーは、いわゆる悪魔についても語っている。一般に悪魔と言えば、神に対抗する霊的存在で、人間を誘惑し悪へと導く。シュタイナーによれば、こうした霊にもいくつかの種類がある。最初に神々が創造した宇宙には、悪魔が存在しなかったが…

コロナ危機における権威主義

政府のコロナ規制に反対するデモ 以前、人類の霊的進化に対抗する勢力として、シュタイナーがフリーメーソンとイエズス会を挙げていることに触れた。今回は、この関連で、現在のコロナ危機とイエズス会の関係について論じている『ヨーロッパ人』Jg.26/ Nr.8 …

子どもにワクチンは必要か?②

前回に続き『ヨーロッパ人』の「ワクチン接種:小児疾患からインフルエンザまで?」の記事の後半を掲載する。 ーーーーーーーー ワクチン接種:小児疾患からインフルエンザまで(後半) Der Europäer Jg. 23 / Nr. 9/10 / Juli/August 2019 なぜ、子どもの病…

子どもにワクチンは必要か?①

大手(ネット)メディアやアマゾンなどは、コロナ・ワクチン批判の声を排除しているが、アマゾンは、「代替医療」についてもセンシティブになっているという。「正統派の現代医療」に属さない、民間医療、伝統医療、ホメオパシーやハーブ療法などが代替医療…

「二人の子どもイエス」とは ㉕

ラファエロ「テラヌオーヴァの聖母」 本ブログは、「二人の子どもイエスがいた」とする秘教的キリスト教の教えを中心に、またそれ以外のシュタイナーにより明らかにされた人間と世界の真実を解説し、一般に広めることを主な目的としてスタートした。その後、…

NATOは侵略の同盟

先日開催された首脳会議において、NATO(北大西洋条約機構)は、2022戦略概念で「ロシアを最も大きく直接的な脅威」とし、また「中国の安保挑戦」を明示したという。 ウクライナ問題でロシアに厳しい対応をするのは「理解」できるが、大西洋を挟む地域の安全…