2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧
ベルゴニョーネ「神殿のイエス」 ガザでのジェノサイドが未だに続いている。欧米(日本も残念ながらここにつながっている)は、ロシアの「侵略」を批判しながら、ガザでのイスラエルの行為はテロに対する自衛の行為だとして容認している。ドイツは、かつての…
※前回は、前々回の「クムラン写本における二重のメシア待望」の後編の予定であったが、別の本を読んでいる内に、8月15日の意味について気づき、急遽「マリア問題」をとりあげることとした。「二重のメシア待望」の後編は、次回掲載の予定である。 前編では、…
ファティマのことを伝える当時の新聞 8月15日は聖母被昇天の日である。「聖母の被昇天」とは、聖母マリアがその人生の終わりに、肉体と霊魂を伴って天国にあげられたというカトリック教会の信仰である、 キリストは、磔刑、埋葬の後に復活し、その後、天…
クムラン文書 久しぶりに、「二人の子どもイエス」のテーマに関する論考を取りあげたい。 これまでこのテーマについては、主に、ヘラ・クラウゼ=ツィンマー氏とデイビッド・オーヴァソン氏の二人の著作を紹介する形をとってきた。 前者は人智学者で、その論…
現在パリでオリンピックが開催されている。かねて商業主義や政治との関係で批判をされてきたオリンピックであるが、今回も、ロシアは出場が拒否されたのに、イスラエルが許されるというダブルスタンダードにより、「平和の祭典」の欺瞞性が明らかになってい…