k-lazaro’s note

人と世界の真の姿を探求するブログです。 基盤は人智学です。

影のブラザーフッド

アングロサクソンとロシアの対立 ③

本格的な冬が到来しきてしている。その様な中、ウクライナの地では、現在、ロシア側は再侵攻の準備を整えてきており、その総攻撃が迫っているとも言われている。ウクライナは電気を初めとするインフラを失ってきており、客観的に見ればロシアの攻撃を押し返…

全ての祭儀統一のための神殿

以前、ソロヴィヨフのアンチキリストの予言と現代の状況を比較している本(「ソロヴィヨフのアンチキリスト予言と現在の世界情勢 ①」)を紹介した。現われている現象の底流にある本質を見ると、現代社会は、彼により予言された社会に近づいているというので…

メディア界による「霊的なものに対するワクチン」②

①では、霊界(エーテル界)の認識から人類、特に若者をそらすために、歪んだエーテル界のイメージを注入する「ワクチン」がメディアを通して行なわれているとして、いくつかの海外のファンタジー文学が分析された。 トールキンら初期のファンタジー文学にも…

ソロヴィヨフのアンチキリスト予言と現在の世界情勢 ②

フリッチョフ・カプラ氏とその著作 この項目の①では、インゴ・ホッペIngo Hoppe氏の著書『アンチキリストの短編物語』に基づき、ソロヴィヨフのアンチキリストの予言物語は、メルヘンや寓話的な表現であり、実際に起きるであろう出来事をそのまま描写したも…

ソロヴィヨフのアンチキリスト予言と現在の世界情勢 ①

ソロヴィヨフ 以前、19世紀ロシアの哲学者、文明批評家、詩人、ウラジーミル・セルゲイェヴィチ・ソロヴィヨフのアンチ(反)キリスト出現の予言について触れた。 それは、1つの物語となっており、ごく簡単に紹介すれば、アンチキリストが、最初、世界的な…

アングロサクソンとロシアの対立 ②

前回の、テリー・ボードマン氏のウクライナ問題の論稿のパート1では、英米が、中央ヨーロッパと東ヨーロッパを分断させ、ドイツとロシアの弱体化を図る戦略を進めてきたこと、シュタイナーによれば、その背景には、ドイツ人とスラブ人(ロシア)の協力の中で…

アングロサクソンとロシアの対立 ①

ザポリージャ原子力発電所※ (※現在ロシアが占拠し、砲撃を受けている危険な状態にある原発であるが、2014年には、その原発事故のニュースが世界中に流れていた。写真はこの当時のもの) これまでウクライナ問題については、トマス・マイヤー氏やテリー…

ドゥーギン氏の娘が暗殺される その狙いは?

ドゥーギン氏と娘ダーリアさん 昨日ショッキングなニュースが入ったので(今日、大手マスコミでも報道されているようだ)、これについて紹介したい。 このブログで、ウクライナ問題の関係で、プーチン大統領に影響を与えているというロシアの思想家アレクサ…

左道のオカルト・ロッジで働く者はどこから来たのか?

前回、左道のオカルト・ロッジの背後にある霊的存在の話を紹介した。今回は、その配下にいて、実際にそのロッジを支配している者達の話である。これも、前回と同様にエルトムート・ヨハネス・グロッセ氏の『自我のない人々は存在するか?』に基づく。 この本…

オカルト・ロッジと儀式魔術、その背後にいる者

シュタイナーの歴史観は、表で起きていることは、その背後の霊的事象の徴候にすぎず、その霊的事象を認識することが重要であるということである。人類の歴史の基本的な流れとは、人類は霊的に進化していくということであり、これを推進するのが、霊的ヒエラ…

光は東方より

アレクサンドル・ドゥーギン 先日テレビで、あまりにもばからしくて冒頭を見ただけなのだが、プーチンのウクライナ侵攻に、ドストエフスキーやトルストイの影響があるとする「専門家」の分析を放送していた。ロシア人がこの二人の文学者から影響を受けている…

コロナ危機における権威主義

政府のコロナ規制に反対するデモ 以前、人類の霊的進化に対抗する勢力として、シュタイナーがフリーメーソンとイエズス会を挙げていることに触れた。今回は、この関連で、現在のコロナ危機とイエズス会の関係について論じている『ヨーロッパ人』Jg.26/ Nr.8 …

NATOは侵略の同盟

先日開催された首脳会議において、NATO(北大西洋条約機構)は、2022戦略概念で「ロシアを最も大きく直接的な脅威」とし、また「中国の安保挑戦」を明示したという。 ウクライナ問題でロシアに厳しい対応をするのは「理解」できるが、大西洋を挟む地域の安全…

EUの背後にあるもの

EU旗 ウクライナがEUの加盟候補国になったという。一方で、ジョージアは、今回は落選した。報道では、「政治的二極化の緩和、司法の独立性の強化、自由なメディアの保護」などが進んでいないのがジョージア落選の理由ということであるが、ウクライナがこれら…

予告された「食糧危機」

『エコノミストThe Economist』2022年5月19日号表紙 イギリスに、1843年にスコットランドの経済学者であるジェイムズ・ウィルソン (経済学者)によって創刊されたという週刊誌(新聞)がある。主に国際政治と経済を中心に扱っており、日本では、読売新聞社が…

世界にはびこり続ける「ナイラ証言(嘘)」

『ヨーロッパ人』(2022年2月号)からトーマス・マイヤー氏のコロナに関する記事を紹介する。 これはコロナについて嘘の言説が公的にまかり通っている現状を指摘するものだが、その意味では、ウクライナ問題についても当てはまるだろう。また、実は、ヴァチ…

ウクライナ紛争をエスカレーションさせているのは誰か

前回に続き、「ヨーロッパ人」から、ウクライナ問題に関する記事を紹介する。 今回の紛争の経過と背景に触れ、早期の脱エスカレーション(停止)を呼びかける文章である。なお、補足として、ドイツの政治状況に関する他の記事を後に付けた。 ーーーーーーー …

ロシアとドイツ 造り出された対立ーウクライナ危機の深層

以前その論稿を紹介したトーマス・マイヤー Thomas Meyer氏は、『ヨーロッパ人 Der Europäer』という雑誌を主宰している。その2022年の4/5月号にウクライナ問題についての記事がいくつか掲載されていたので、今回はこれを2回に分けて紹介したい。 シ…

プーチンとは何者か? ②

アレクサンドル・ドゥーギン アメリカのバイデン大統領は、今回来日するにあたり、東京の米軍横田基地から日本に入ってきた。首都にアメリカの基地があり、首都の航空管制権を握られている日本。そうした現状を象徴している。つまり、日本は未だに実質的に占…

プーチンとは何者か? ①

現在、世界で最も悪魔化された人物と言えば、それはロシアのプーチン大統領だろう。ただし、「世界」と言っても、それは主に欧米と日本の意味である。これまで欧米特にアメリカにより虐げられてきたそれ以外の諸国においては、プーチン氏は欧米の横暴と戦う…

2022年 - ウクライナでの戦争

ウクライナのヒマワリ畑 ウクライナ問題についてのテリー・ボードマン氏の論考が氏のホームページにアップされていたので紹介したい。内容は、これまで紹介してきた記事と重複するものもあるが、マスコミでは知ることのできない、大きな世界史的視点、人智学…

トランスヒューマニズムとダブルと人類の分化

アルブレヒト・デューラー 「奈落への鍵を持つ天使」 以前「The Present Age」誌に掲載されたドイツ在住のChristel Trautという方の、嘘がブラザーフッドにとっては武器になっているというような記事を紹介したが、同誌(2021年1月号)にまたTraut氏の興味深…

嘘(不真実)を武器にするブラザーフッド

ゲーテアーヌム(人智協会の本部:スイスのバーゼル近郊、ドルナッハにある) 新型コロナについては、そもそものパンデミックからワクチンまで嘘まみれであったが、現在のウクライナ危機おいても嘘が堂々とまかり通っている。真実の声は元々少数派であるが、…

なぜ、集団白痴化なのか?なぜ大量殺戮をするのか? ②

雲の上に現れたイエス・キリストに似た形(アルゼンチン、2019年5月) ウクライナ危機については依然として一方的な報道が続いている。報道機関、マスコミはまるで憑かれているかのようである。コロナ・ワクチンの問題を発信している多くの方が、こうした状…

なぜ、集団白痴化なのか?なぜ大量殺戮をするのか? ①

ウクライナ危機を巡る日本の報道は、「プーチン・ロシア=悪」一色となっている。勿論、軍事侵攻は批判されるべきである。一方、世界では、ロシアへの非難の声は多いが、実質的にロシアへの制裁に加わっているのは、米英中心の世界の一部にすぎない。 今、ロ…

コロナ・プランデッミクとアーリマン(そしてロシア)②

ラファエロ 「キリストの変容」 前回に続き、トーマス・マイヤー氏のインタビューの後半を紹介する。 ーーーーーーー CAF(オースティン・フィッツ):ここで話を膨らませます。その直後、ある人が私にリップルという暗号通貨に参加するように説得してきまし…

第6文化時代を巡る戦い-ロシアとウクライナの運命-②

スタラヤ・ラドガ(ノース人のサガで「アルデイギュボルグ」(Aldeigjuborg)と呼ばれているロシア北西部の古代の街) 最近、ロシア国営通信がロシアの「勝利記事」の予定稿を誤送信したとする情報がながれている。一旦流れたものが後で削除されたということ…

第6文化時代を巡る戦い-ロシアとウクライナの運命- ①

これまで、欧米のブラザーフッドの中には、現在の第5文化時代(欧米、アングロサクソンが主導する文化期)の次に予定されている第6文化時代(ロシアが主導する)にもその力を保持しようとしている者達がいるというシュタイナーの認識を紹介してきた。第1次世…

ブラザーフッドとダブル(ドッペルゲンガー) ③

左手のブラザーフッドとダブルに関するシュタイナーの講演の最後である。 ーーーーーーーーーー 個々の霊的存在と世界の不分離の基礎 その3 人類が今日までたどり着いてきた古い知恵によって、何千もの会議-世界会議や国民会議など-を開催し、何千もの学会を…

ウクライナ危機の深層

ノルドストリーム2 ウクライナ情勢は、一旦、緊張緩和に向かったかのように見えたが、いよいよ緊迫してきたようである。英米の支配層は、あくまで戦争を望んでいるかのようだ。 勿論、それは、ロシアがウクライナを「侵略」しようとしているからではない。 …