k-lazaro’s note

人と世界の真の姿を探求するブログです。 基盤は人智学です。

神秘学と科学の統合

ミケランジェロ「最後の審判」と聖骸布の秘密の関係【後編】

16世紀の画家ジュリオ・クローヴィオの絵画(聖骸布がどのように作られたかが分かる) 前回に続き、「ミケランジェロ『最後の審判』と聖骸布の秘密の関係」の後編を掲載する。 本文に入る前に、聖骸布についてまた補足説明をしておきたい。それは、聖骸布に…

太陽の臓器としての心臓

2024年は、まさに激震の年を予感させるスタートとなった。 今回の大地震だが、不幸中の幸いだったのは、石川県の珠洲市にはかつて原発建設が予定されていたが、地元住民を中心とする反対運動により計画は凍結されていたことである。もしそこに原発が実際に存…

「科学的気候コンセンサス」の嘘

12月2日、UAEで気候変動対策を話し合う国連の会議(COP28)の首脳級会合が終わり、2030年までに世界全体の再生可能エネルギーの発電容量を3倍に引き上げることに110か国以上が賛同したという。このうち有志の21カ国は、その「3倍」に原発を含めるという…

「運動神経」は存在するか?

神経細胞 昨日興味深いテレビを見た。世界中の「不思議な」現象を紹介する番組なのだが、そこで見たのは、少年時代から約10年間も、原因不明で、 意識がありながら体を動かせなかった(体に閉じ込められた)という「ゴースト・ボーイ」の話である。彼は、…

輪廻転生をふまえた人体解剖学

ヨハネス・W・ローエン氏 人間が輪廻転生するというのは、人智学における基本的認識の一つである。しかし、キリスト教において(ということはそれを信仰している人々においては)、それは一般的に認められていない。シュタイナーは、この失われていた認識を…

生理学的観点から見た輪廻転生

シュタイナーは、輪廻転生についての講義で、例えば歴史上の人物の前世について具体的に語ったが、シュタイナーの「輪廻転生論」は更に幅広い。 転生する主体は人間の霊的部分である自我(個性、自己)であるが、それを受け入れる肉体もその前世と無関係では…

ダイナミックな心臓と循環系

図1 :心室の心筋線維。a)正面(腹側)から見たもの、b)下から見たもの。線維が形成する渦に注目。c)後ろから見たもの。表層線維を一部切除して深層筋を見せる このブログでは、シュタイナーの示唆に基づく人智学派の医学や生理学的研究についても触れてきた…

地球の内部と悪の根源

英科学誌ネイチャージオサイエンス(Nature Geoscience)に1月23日、掲載された論文によれば「地球の中心部に存在する高温の鉄などでできた“内核”の回転が止まり、逆回転している可能性がある」という。 「地下約5000キロに存在する内核は、液体金属層の“外…

癌とは何か ①

コロナワクチン接種後に癌となった、あるいは急に癌が進行したという話をよくネットに見る。ワクチンの害として免疫の低下があるようなので、納得はできることである。私も、このワクチンについては、接種が始まる前からその危険性について情報を得ていたの…

コビド妄想と未来の医学

細胞の構造 コロナを巡る状況はかなり混沌としてきたように見える。そもそものその原因であるウイルスが人工物であるとする説がアメリカで急に台頭してきており(それは当初から指摘されていたことではあるが)、世界的にコロナへのこれまでの対策の無意味さ…

コロナワクチンによる人間の完全制御

今回紹介するのは人智学派の医師によるコロナとそのワクチンに関する論稿である。 新型コロナは、依然として終息の気配を見せていない。日本では、重症化率、死亡率が過去最高レベルになっているが、その原因については明確な説明がなされていない。一方で、…

彗星の役割とは

以下の記事は、ずっと以前にできていたのだが、彗星がテーマなので、今度、彗星が話題になった時に合わせて掲載しようかと思っていて、そのままずるずると未掲載できたものである。 最近、In deep さんの姉妹ブログ「地球の記憶」で「2月上旬に”地上から肉…

アレルギーの謎

以前、子どものワクチンの問題に関する論稿を紹介したが、今回は、その著者のダフネ・フォン・ボッホ氏による、アレルギーに関する論稿を紹介する。 これは、前回の記事と同様に、雑誌『ヨーロッパ人』に掲載されたものである。前回の記事は、子どもが対象と…

水の隠れた知性

最近、ツイッターで面白い情報を得たので、紹介したいと思う。 先ず下の図をみてほしい。 ちょっと見たところではよく分からないが、実はこれ、2枚が1組となっている。4枚の写真の一番左とその右隣が組となっており、更にその右隣と次の一番右端のものがやは…

意識が先か脳が先か?

人の意識は、人の脳が生み出しているというのは一般的な常識であろうが、シュタイナーを初め神秘思想は、人の意識が身体を離れて存在するという立場である。このブログでも、このことに関して「意識には脳が必要か?」で取り上げている。 例えば、臨死体験な…

ギョベクリ・テペとアトランティスの双子

ギョベクリ・テぺの遺跡 「形態形成場理論はエーテル界を説明するか?」でルパート・シェルドレイク氏の説を紹介したが、氏のこの「形態形成場説」は、科学に新たな視点を与えるものである。一種のパラダイムシフトとも言えるものであろう。 しかし、現代主…

形態形成場理論はエーテル界を説明するか?

以前、「物理学の基礎定数は変化する」で、ルパート・シェルドレイク氏について紹介した。 彼は、ケンブリッジ大学で自然科学、ハーヴァード大学で哲学と科学史を学び、生化学の博士号を取得した。植物発生学や細胞老化の研究を行い、英国王立協会会員である…

栄養の流れと人間の構成組織

ヨハネス・W・ローエン氏 以前、栄養の問題に関する「栄養の真実の基礎」という項目で、「人間は本来、地上の素材を何も必要としない。私たちがものを食べるのは、単に刺激を与えているだけ」というシュタイナーの言葉に触れ、エーレンフリート・プファイフ…

電気と人間の意識

「プーチンとは何者か?①」で、マルクス・オスターリーダ氏の論考に触れた。今回は、同じオスターリーダ氏の論考だが、歴史や時事関係ではなく、科学的な内容である。 電気の問題については、「ドッペルゲンガーと電気」などの記事でこれまでも触れてきた。…

シンクホールの出現の意味するもの

チリに出現したシンクホール 最近、チリでシンクホールが出現したというニュースが流れた。シンクホールと は、ようするに地表に突然できた巨大な穴で、直径が数十メートルに達するものもある。地質学的には、ドリーネと呼ばれ、石灰岩質のカルスト地形で、…

栄養の真実の基礎 ②

「 栄養の真実の基礎」の後半である。 この後半には、「エーテル技術と塩化銅生体内結晶化法」で既に触れられた未来のエネルギーについてのプファイファー氏とシュタイナーの対話の言葉が出てくる。 ーーーーーーーーー ミネラル代謝 しかし、他の代謝過程、…

栄養の真実の基礎 ①

エーレンフリート・プファイファー博士 仙人は霞を食べて生きていると言われるが、実際に、ほとんど食事をしないで生きている人は存在する。例えば、キリストの生涯を幻視したというカトリックの福者アンナ・カタリナ・エンメリック(1774年-1802年)は、聖…

エーテル技術と塩化銅生体内結晶化法

タンポポの塩化銅結晶化写真(ゲーテアヌム研究所、高感度結晶化研究所) 以前、エーテルのエネルギーを用いているとされるキーリーモーターに関する『ヨーロッパ人』の記事を紹介したが、同号には更に関連記事が続いている。今回はこれを取り上げる。 人智…

エーテル界を巡る戦い

感覚によって捉えられる物質的世界だけが世界ではない。物質的世界の他に目に見えない世界が存在しており、真実の世界は、それら多重の世界が入り交じっている。目に見えない世界とは、大きく言えば、物質界の「上に」エーテル界、アストラル界、霊界が存在…

青酸カリによる死とその自我への影響

グロッセ氏の本(英語版) 「太陽黒点と人間」で青酸カリによる人の死の問題に少し触れた。今回は、この問題をもっと詳しく見ることとする。 「太陽黒点と人間」の文中に「チクロン B」というものが出てくるが、これはナチスがアウシュビッツで使用したとさ…

太陽黒点と人間

17世紀に活躍したジョン・ミルトンは、イギリスを代表する詩人(デイヴィッド・オーヴァソンによれば秘教に通じていたという)で、その代表昨は『失楽園』であるが、それは、当時の天文学の発見を数多く取り入れているとされる。その中に、魔王(サタン)…

星座の秘教的起源 ②

前回に続きローランド・シュラップ氏の『獣帯の力の人類の文化史への影響』から紹介する。 地球には、宇宙から12の形成力が送られてくる。宇宙を古代の人々が見たとき、天界にはその力を表すイメージが浮かんだのである。しかし、それらを見ることができる霊…

星座の秘教的起源

子どもの頃から星空を見るのは好きだった。といって星座の名前はあまり知らないのだが、昔から不思議に思っていたことがある。星と星を線でつなげて星座ができており、それに対して、その形を表す名前がそれぞれ付いている。星座はどうやって成立したのだろ…

シュタイナーの学際的天文学 ②

「シュタイナーの学際的天文学」の2回目である。 シュタイナーは、天文学では、観測に基づき仮説が造られるが、「この仮説の作成、つまり、ある明確な宇宙論の設定に至る過程では、理論を提唱する人々の心の中にある先入観が強く反映されるため、多くの恣意…

シュタイナーの学際的天文学 ①

シュタイナーは、もともと現在のウィーン工科大学で学んだこともあり、当時の自然科学に関する豊富な知識を有しており、この分野についての講演もいくつか行っている。それは、もちろん宇宙と人間に関する霊的認識をもとにしたものである。しかし、当時の自…