k-lazaro’s note

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コロナ・ワクチンー霊的観点から ②

 

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 『コロナ・ワクチンー霊的観点から 魂と霊、そして死後の生への影響』の内容を続けて紹介する。
 前回は、コロナ・ワクチンの背後には、ソラト、アスラなどの悪魔的霊的存在がいることが述べられた。このような霊は、またトランスヒューマニズムに関連するようである。引き続き引用する。

統合か分裂か

エリカ・プファイファーより

 ソラトは、物質世界で人間に襲いかかり、私たちから言わば肉体を取り去ることにより、何をしようとしているのでしょうか。
 シュタイナーは、ソラトを太陽の悪魔、キリストの対抗者としています。ゴルゴタの丘の出来事、キリストの復活の後、人々の周りと中で、何が起きたのでしょうか。
 すべての人は、自分の内に、中心、自由な自己意識の原点を、意識せずに有しています。この原点は、人の心臓の中心にあります。
 私は、思考の中で、自我以外のすべてを取り去る訓練をしたことがあります。私は、半意識的ですが、むしろ思考を通してつきとめた私の意識の原点に達しました。それは、すべての内容の彼方の明るい意識空間です。
 キリストは、自身をささげて、地球と結びつきました。彼は、すべての人の中におり、それにより私たちは、自分の個別の自我をとおして自分の道を歩むことができます。この自我ポイントは、人類の最も普遍的であり、また個別のものでもあります。
 私たち人間は、人生の道を歩んでおり、各人が自分の福音書を持っています。

 エリカ・プファイファーというのは仮名である。著者と交友のある方であろう。
 シュタイナーによれば、ソラトは、太陽霊であるキリストに対抗する霊、太陽の悪魔である。キリストは、ゴルゴタの丘での磔刑によりその肉体は死んだが、死後、「復活」し、太陽から地球にその活動の場を移したという。つまり、地球がキリストの新たな体となったのである。またキリストは宇宙的自我であり、人間の自我はその模造である。これらのことから、キリストは私たちの中に住んでいるとも言える。キリストの生涯を述べたのが福音書であるから、すべての人も、その人生の記録は福音書なのである。

すべての人の心臓の中心ポイントの総和は、宇宙的キリストの心臓の中心ポイントである

点(ポイント)と周辺のダイナミズム

-物質・エーテル的次元:血液は、常に心臓と周辺の間を動いている。

-魂的次元:私は全く私のそばにおり、全くあなたのそばにいる。

-従って、「我あり(自我)」次元でも、同様に、点と周辺のダイナミズムが存在する。

キリストは、開かれた中心であり、キリスト・インパルスは、極間の運動である。ダイナミズムの有様は、個性的である-すべての鼓動が、現代においては、当該の人の全存在を映し出しているように。
 名前を挙げたすべての次元において、人間においても宇宙でも、次のことを意味している。

-中心に固着すること、集中、硬化、形成が強すぎること:アーリマンの側面における逸脱

-外側、周辺、弛緩状態に固着すること:ルチファーの側面における逸脱

 このダイナミズムの中に、ソラトは介入している。従って、ソラトは、自分の目的のためにアーリマンとルチファーを悪用しているとしても、それは、アーリマンとルチファーの彼方でのことである。それは、体におけるキリストの働きを阻害し、魂と霊の浸透を、体感できるほど弱めている。
 ソラトは、個人の自我を破砕し、粉々にする。残るのは、自我のない体-魂である。
 人類のより多くの人がこのプロセスに踏み出すとすると、宇宙の呼吸の次元で何が起きるだろう? 宇宙的キリストの心臓の中心で。
 個人と宇宙の心臓の中心を、ソラトから霊感を得る人々は何も知らない。彼らの、高次の黒魔術をもってしても。この人間集団は、何よりも他のすべての人に対する権力により誘惑されている。
 しかし、彼らは、キリストに近寄るための単なる道具である。彼らは、影響力のある人間によって惑星を生み出すことができると、また自分の自我は保持できると信じている。
 ここに彼らの基本的過ちがある。

1 「自我は、自我においてのみ成長する」自我の弱い親は、この点において、子どもの成長にあまり働きかけられない。

2 人とキリストの自我のダイナミズムが弱まったり駄目になったりすれば、ソラトの勝利である。人の中の、キリストの復活の力はもはや働かない。

3 自我は、自我が完全には見通すことのできない特性を持っている。無から創造することである。自我の残余は、キリストを認識するなら、キリストに触れることにより、すべてを再生することができる。

 マタイ福音書12:30 「私の自我とともにいない者は、私に敵対し、私の自我を通して集まったものにくみしない者は、粉々にすることに力を貸している。」

 自我は中心であり、常にその外側(周辺)と交流している。肉体的には、それは心臓にあるとイメージされる(血液は、肉体における自我の器官である)。アーリマンとルチファーは、人間の肉体及び魂の活動に関わっており、両極端の存在である。その均衡が、人の心身の健康には重要である。キリストは、その均衡をもたらすものである。ソラトは、自我及びキリストを攻撃するのだが、自我が少しでも残っていれば、再生は可能であるという。

コヴィド19病とワクチン、ロックダウンは同じ霊的源泉に養われたのか?

 コロナ・ワクチンは、人の魂的霊的要素を体から分離し、死後も長く影響を与える。それを押しつけるのは誰か? コヴィド19病も似ている。ロックダウンの背後には、どのような霊がいるのか? 

SarCov2は、おそらく研究室で造られた

 超感覚的観察によれば、ウイルスと薬剤にひどくソラト霊が取り付いていることは、ウイルスが人工的であることを語っている。これを確証する研究は様々ある。
 ウーハンのウイルス研究所の研究者が、アメリカとオーストラリアの学者とともに、数年にわたり、コロナ・ウイルスの危険性、攻撃性、致死性を高める研究を行っていたことに留意が必要である。
 「機能獲得」研究と呼ばれるものである。なぜ禁止されなかったのだろうか?
 数年にわたり、その様な悪意によりウイルスへの働きかけが行われたとすると、霊的な観点からすると、それは黒魔術的儀式行為であり、ウイルスに多くのソラト的霊的存在と暗い死者のネットワークが乗り移ったことがすぐに理解される。
 コヴィド19病がその様に新しく異質であること、そして経験のある医療者が恐怖を感じることも理解できる。それは、運命から生まれた病気ではない。運命的なものに対しては、人をポジティブに働きかけられるようにする内的な自我関係が可能である。コヴィド19では、明らかに、自然におけるよりも人に致死的になるように研究室で造られたウイルスが根底にある。人の魂は、それに対しいかなるポジティブな関係をも持てないので、恐怖するのである。

1999年以来、コロナ・ウイルスとmRNAワクチンは研究所で研究されてきた

 デヴィッド・マーチン博士は、国際的なイノヴェーションの動向調査を専門とする米国の会社M-CANインタナショナルの会長である。彼は、その専門知識を、205ページに及ぶ『ザ・ファウチ/コヴィド19関係書類』に役立てた。

 コロナ・ウイルスは、多くの人にとって新しいテーマであるが、1999年以来、多くの目的のためにコロナ・ウイルスを操作し、役立てる可能性が、研究所と企業の関心を引いた。マーチン博士は、サーズ・コロナ・ウイルスとそれに適応するmRNAワクチンに関する5,100件の特許届け出を発見した。
 マーチン博士は、特許の足跡に基づき、潜在的に犯罪的な観点を持った、経済的利益の網細工を探り当てた。例えば、既に2002/2003年のサーズ・コヴィ1・エピデミックが操作されたコロナ・ウイルスに起因することを発見した。1999年から、Baric教授は、米国政府の資金もえながら、コロナ・ウイルスの感染力を強化することを研究していた。2000年5月には、Baric教授とノースカロライナ大学は、コロナ・ウイルス系統の重要な部分を商業利用する特許取得を試みた。それはすべて、2002年にサーズ・コロナが人間に発見される前に行われたのである。アメリカのCDCは、2003年から2007年にかけて、多額の資金により、「人から分離されたサーズ・コヴィ1-コロナ・ウイルスの特許取得」に努め、ついにそれに成功した。これは、2002/2003年にアジアでのサーズ・コヴィ1発生の間に、動物から人間に移ったとされる。しかし、自然のウイルスとするなら、なぜ特許化できるのだろうか? 「自然の特許」は、特許法により禁止されているのである。
 マーチン博士は、エコヘルス・アライアンスの総裁で感染症学者のピーター・ダスザックに関する、「ナショナル・アカデミック・プレス」の記事を発見した。

 ダスザックは、感染病は、それが非常に現実的で、実際に存在し、非常事態の敷居に達しない限り、広範囲で無視されると指摘した。危機を乗り越えるための資金を維持するには、パン・インフルエンザあるいはパン・コロナ・ウイルスのワクチンのような医療上の対応措置の必要性への公の理解を高める必要がある。中心で駆り立てるのは医療で、経済は、誇大宣伝に従うだろう。我々は、現実的なテーマへと推し進めるために、我々の利益のために誇大宣伝を利用しなければならない。その最後には利益が得られると見えれば、投資家はそれに反応するだろう、とダスザックは語った。

 ダスザックは、2016年に明確なプログラムを作成し、ウーハンのウイルス研究所で共同研究した。2020年に、コロナ・パンデミックが始まった。2020年3月に、彼は、医学専門誌「ランセット」で、研究所起源説は議論の余地のない陰謀説であると退ける声明を発表した。
 おそらく、サーズ・コロナ2ウイルスとコヴィド19病は、人為的な操作により作り出されたのである。ウイルスの放出が偶然ではなく、国際的な「ワクチン及びウイルス・マニア」により引き起こされたとする状況証拠も存在する。
 人類は、それにより、2020年2月から恐怖とストレスの中に押し込められた。
 外出制限や基本的人権の停止などは、市民にとって驚くべきことであるが、政府や民間団体により、一連の会議と報告書の中で数十年来、準備されてきた。ジャーナリスト、ポール・シュレイヤーは、『予告された危機の編年史』の中で入念に再構築している。最後の会議は、ウーハンでのコロナ発生の3ヶ月前の2019年10月にニューヨークで行われた。そこで、「コロナ・ウイルスのパンデミック」がシミュレーションされたのである。そこでは、公のコミュニケーションの操作と社会的メディアの検閲も議論されている。この会議は秘密ではなかった。ただ政府以外の誰も、当時はそれに関心を持っていなかったのだ。

 新型コロナのウイルスが人工的に造られてのではないかという説は、権威ある専門家からも指摘されており、ネット上には多くの情報が流れている。その中で明らかになってきたのは、その最初の発生地とされる中国のウーハンにある研究所からのウイルス流出説もあるが、その研究所には、アメリカのファウチやダスザックなどの研究者がそもそも関わっていたという事実である。
 また、コロナ・ウイルスに関連して既に多くの特許が研究所や企業が取得しているが、自然物の特許はないので、それは人工物であることを意味している。
 2019年10月の会議とは、ジョンズ・ホプキンス健康安全保障センター、WEF(世界経済フォーラム)、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団がニューヨークで開催した「イベント201」というもので、このなかで、今回のコロナ騒動にそっくりのパンデミック対応がシミュレーションされたと言われている。これについてもネットに多くの情報が流れている(マスコミでは報道されない)。
 ちなみに、WEF(世界経済フォーラム)は、トランスヒューマニズム、そして今回のパンデミックによる「グレートリセット」を推進している。 

ロックダウンの意味

 2,021年8月まで、オーストリアパンデミックに責任を持つ官庁の長であった、Franz Allerberger教授は、退職の前に、2,021年6月の終わりにインタヴューに答えている。

 -PCRテストがなければ、このエピデミックは、どのように見えましたか?

 「私の考えでは、PCRテストが無かったら、誰の注意も引かなかったでしょう。」

 前提となる集中治療の加重負担に関しては、インフルエンザのような場合でも見られる。彼は、(PCRテストがなかったら)それが、大々的に注目を浴びたかどうかについては不確かであるとする。
 しかし、多くの検査とロックダウンにより、パンデミックは注目を浴びた。ロックダウンの、健康、経済及び文化に対する害は、メリットの何倍もあることは初めから明らかだった。人は、その措置を理解しようと努めたが、理解できることは何も得られなかった。  

 私は、2020年4月に、質問集によりこの出来事を明確にしようと努めた。この、コロナ危機に対する国会の調査に対する請願は、5万人以上から支持された。これに対する政府の政治家の反応はなかった。彼らは、自分たちが決定したロックダウンの意味、利益と被害に対するデータに基づく質問への答えを何ら知らなかったのである。
 2020年11月から2021年5月までの、ドイツとスウェーデンのコヴィド19による死者の数字をグラフ化して比較すると、両者は同じ線を描いている。
 ドイツでは、ロックダウン、接触禁止、学校や店舗の閉鎖、旅行の制限等があったが、スウェーデンでは、それらが何もなかった。感染は、ロックダウンに影響されなかったのである。
 アメリカでは、連邦の半分がロックダウンとマスク着用義務を廃止したので、国家による義務的な措置の現実を実際に考察することができる。デンマークでのマスク着用者と非着用者の比較研究では、感染について統計的に意味のある結果はでなかった。

全体としてはどのようになるか?

 ロックダウンが、コヴィド19より10倍も人を殺しているという推計がある。特に、発展途上国で当てはまる。ロックダウンは、心の病気を生み出し、特に子ども達を害する。国家財政、企業、文化、民主主義を破壊する・・これらの巨大な苦痛を、その支持者達が甘受していることに、私にはいつも驚かされる。
 これについての公の議論はない。 

鈍磨した意識

 退職教授、Rainer Mausfeld博士は、『なぜ子羊たちは黙っているのか?』で、ここで説明可能な役割を果たしている現象について説いている。それによれば、非常に効果的な世論操作に用いられる、人の意見形成、意思決定に関わる多くのテクニックを心理学は持っている。それは、意見形成、意思決定の経過が無意識で、意識的コントロール下にない時、一層効果を現す。
 「一連の実験は、実験者の行う発言は、それが頻繁に示されるほど、実験者が間違いだと説明しても、被検者の評価による真実度は高まることを示している。この過程は自動的でまた無意識的である。従って抵抗できない。被験者が、ある意見を頻繁に聞くほど、その真実度は上がるのである。」

 シュタイナーは、プロパガンダ・テクニックについて述べている。

 「鈍らされた」意識の目印は、「何が真実で何が真実でないかをコントロールできないことである。従って、鈍磨した意識をつくるには、人から、真実と嘘を区別する可能性を奪うことが必要である。人がその様なことに精通していると、人は、真実でないことを権威のもとに説明する。それは、システム的に行われる。それにより人々の意識は、夢の状態の意識にまで鈍らされる。

 シュタイナーは、公における非真実のシステム的拡散は、誤りではなく意図的であると強調する。「人が真実を語ろうとすると、人が到達しようとするものには届かないだろう。人は、人々に嘘を吹き込むことにより、意識を鈍磨しようとする。それは、巨大な悪魔的試みである。」

人質としての住民

 イギリス保守党の重要人物の一人であるサー・グラハム・ブレディは、首相を決定する委員会で議長を務めたが、彼は、2021年6月17日、「デイリー・メイル」への寄稿文の中で、政府が、命令を強いるために意識的にまた確信を持って恐怖をあおったと漏らした。

 「多くの政治家とコンサルタントは、マスク着用の強制という政策変更において、実際には、感染の拡大が問題だったのではなく、それがもっている心理的効果が問題だったことを、内密であるなら白状するだろう。本来の目的は、社会的コントロール-他人と距離を保つことを常に思い出させるため-である。」

 サー・グラハム・ブレディは、多くの市民が、16ヶ月のロックダウンと、小さなプライベートな事柄にまで及ぶ政府の指示により、ストックホルム・シンドロームに苦しんでいるとも書いている。それは、人質の、人質誘拐犯への情動的拘束を意味している。人質は、もはや解放を求めることなく、人質にとどまることを望むのである。政府は、市民を人質に取っているのだ。

白い拷問

 心理学者ボード・ニューマンは、住民が基本的権利の制限を受け入れるために、政府が用いている手段について更に詳しく書いている。

 「心理学の観点からは、「白い拷問」あるいは心的拷問という手法が、意識的にか無意識的にか用いられている。
 その具体例は、「バイダーマンの強制のチャート」によれば、政府による、「コロナ強制」の心理学的手法と行動指示に見ることができる。この手法は、1956年に、軍の心理学者、アルバート・バイダーマンによりまとめられた。その場合、思考と意志を破壊するために、強要と強制、そして知覚プログラミングの手法が大事である。それは、「マインドコントロール」の概念のもとに、長年にわたり個人と集団において実践されてきた。それは、バイダーマンによれば、人の意志を破壊し、従順となるようにプログラミングする連続した7つの手法である。

  • 人々からの隔離
  • 知覚の独占
  • 辱めと屈辱
  • 疲労と衰弱
  • 否定的結果の脅迫
  • 時々の容認と緩和
  • 全能のデモンストレーション    」

 ボード・ニューマンは、このガイドラインが、いかに政府によってコロナ政策に置き換えられているかを詳述している。無数の、そして常に変化する規則の一つ一つが、バイダーマンの強制のチャートに合致している。これが、国による措置の背後にあるマスタープランである。

 ロックダウンについては、パンデミック対策としては無意味であることがいくつかの研究、あるいは統計により証明されている。その意味は、むしろ心理的効果ということである。おそらくマスクも同じ理屈ではなかろうか。
 政府やマスコミは恐怖をあおるばかりである。ワクチンの害に対する指摘は、「反ワクチン派のデマ」として切り捨てられ、中立的な報道がされない。多くの人はヒステリックになり、冷静な判断ができない状態になっているのではなかろうか。もちろん、そこにソラト霊が働いているのだろう。
 シュタイナーは、第1次世界大戦が勃発したのには、当時の政治的指導者達が冷静で客観的な判断ができなかったからであると指摘している。その背景には、やはりソラトの働きがあり、彼らの意識が鈍らされていたというのである。またヨーロッパの西側には、戦争を望むオカルトオカルト結社の動きもあったという。(この辺の事情には、人類の進化を巡る戦いが絡んでいるのだが、これはまた別の項で話す機会があるだろう。)
 著者やシュタイナーの考えによれば、ワクチン接種を推進する政治家、起業家達はソラト霊に憑依されているということだろう。また多くの一般の人々は、心理的操作により操られているのだろうが、やはり何らかの形でソラトの影響下に置かれてしまっていると言えるのかもしれない。