k-lazaro’s note

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コロナ・ワクチンー霊的観点から ③

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 『コロナ・ワクチンー霊的観点から 魂と霊、そして死後の生への影響』の内容を紹介する最後の回である。
 前回までに、コロナ・ワクチンには人の自我を攻撃するソラト霊が憑いており、人の魂と霊を肉体から引き剥がそうとしている。ウイルスの源も同じで、ウイルスは人工的なもののようである。政治家は心理学的手法も用いて市民の意識を操作し、判断力を鈍らせ、ロックダウンやワクチン接種を受け入れさせている、などということが指摘された。続きの部分の抄訳を記す。

初めからワクチンだけが重要であった

 世界的にその論文が引用されている医学者、ピーター・マッカロー博士は、入院と死亡のケースを防ぐために、早期の治療を開発したことから、コロナ・パンデミックで有名になった。彼は、ビデオと講演で次のように語っている。

 「ウイルスの征圧が問題なのではない-ワクチンだけが問題なのである。もっと患者の治療に集中していたら、早期の治療によりコヴィド19による死者の85パーセントを防ぐことができただろう。」と、ダラスのベイラー大学のメディカルセンターの院長が批判している。
 彼は、早期の治療の、信じられない圧力を記録している。医師達は、ヒドロキシクロロキンとイベルメクチンを使用してはならず、またコヴィド患者を扱ってはならないとする、医師会の公式通知と警告書を受け取った。人々は、家にとどまり、悪化して、重篤な呼吸困難などが起きたら病院に来るよう薦められた。その時までに、多くの人が手遅れになっていたのである。彼らは、酸素吸入器につながれて、そして死んだのである。
 初めから、ワクチンが期待されて、(患者への)治療はなかったのである。私たちは、それはただ緊急の場合にのみ許されるのに、ワクチンだけを聞かされた。住民への集団接種を準備するために、コヴィドの治療への期待を抑制するシナリオがあるかのようであった。
 圧倒的に多くの医師達が、WHOとアメリカのCDCの方針に従った。その方針は、患者の治療に価値を置かず、初めから、ウイルスの征圧のためには、ワクチンが唯一の希望であるとするものであった。
 マッカロー博士は、公衆衛生におけるパンデミックに対するすべての措置は、状況を悪化させるものであった、と付け加えている。「既製薬のヒドロキシクロロキンとイベルメクチンの抑止がなければ、政府は、モデルナ・ファイザー・ジョンソン&ジョンソンのワクチンに緊急使用許可を与え、急いで市場に出す状況には無かった。」
 「今、FDAとCDCは、実験的なmRNAワクチン接種による悲劇的な死亡ケースを隠蔽している。私たちには、CDCの密告者がいる。アメリカの死亡者は5万人だと思っている。実際、毎日、ウイルスによる死亡者よりもワクチン接種による死亡者が多いのである。これは、結局、注射によるテロリズムである。」
 「バイオテロの最初の波は、気道ウイルスの広範囲の拡散で、比較的少ない人々が罹った。しかし、恐怖が引き起こされた。住民を恐怖と孤立の中に置き、ワクチンを受け入れる準備をすることが重要であった。ワクチン接種が、その第2のフェーズであるように思われる。

 マッカロー博士は、住民負担に対する、ファーマ大企業の経済的利害と保健衛生政策の癒着について明確に述べている。
 これに対応して、10年間の秘密保持条項を含む、ファイザー/ビオンテックと政府のワクチン供給契約がリークされた。

 購入者は、ワクチンの長期の影響と効果が現時点で確認できないこと、またワクチンが現時点で確認できない意図しない影響を持ちうることを認める。購入者は、ファイザー/ビオンテックと関連企業を、あらゆる苦情、要求、行動、要請、損害、被害、責務、賠償、刑罰、過料・・から免責することを表明する。

 これは、人々から言葉を失わせ、正義感を深く傷つける。
 この観察は、コヴィド19病とロックダウン及び集団接種の密接な関係を示している。共通の絵が浮かび上がってくる。すべては、同じ霊的存在にインスピレーションを与えられているように見える。この外的事象は、超感覚的観察において私に現れたものの正しさを証している。

 すべてが、ワクチン接種を目的とするものであるという指摘である。
 ヒドロキシクロロキンとイベルメクチンの治療に対する有効性は多くの専門家により指摘され、実際にこれを導入した国々では劇的にその効果が上がっており、感染者も少なくなっている’(むしろ大規模に接種を行った国では感染者が増大している)。しかしこれらの薬は、WHOやCDCによりその使用に対して圧力がかけられてきたのである。
 製薬企業は、そのワクチンの(物質的肉体的)危険性を知っており(最近出てきた治験の情報により明らかになっている)、各国政府と、初めから企業の責任を免責する契約を結んでいたのである。

新しい堕罪

 コロナ・ワクチンについて考えると、堕罪と天国からの追放がいつも頭に浮かぶ。私には、それが、創世記の原型的物語の繰り返しのように思えるのである。

高慢と誘惑される純真さ

 エヴァは当時の人類の代表であった。蛇は、「神のようになれる」と誘惑した。彼女は、もはや世界への謙虚を失い、高慢となった。遺伝子に基づくワクチンにより、免疫システムは深く介入される。免疫システムが、従来のワクチンのように刺激されるだけでなく、注射されたmRNAは、永い年月をかけてできあがり、想像できないほど複雑な遺伝子構造を改変する。製薬大企業は、すべてを見通しており、支配していると主張し、全人類に接種したいといている。高慢
 エヴァは、容易に誘惑された。蛇の言葉にうっとりし、吟味せず、他の者とそれを議論しなかった。人類がそれにより天国から追放されることは予告されていたが、彼女は、その夢を見ているような無邪気さで、ただ信じていなかったのである。
 今日の人間の、なんと簡単に、ワクチン接種を受けていることか。そしてその結果の、なんと、過酷で重大であることか-死の前も後も。
 私が自発的にコロナ・ワクチンに自分を預けるなら、それを知っているか知らないかに関係なく、私は、暗い力に結びつく。エヴァも、蛇が悪魔だとは知らなかった。

魂的霊的天国からの追放

 聖書に書かれている堕罪は、アトランティス以前のレムリア時代に起きた出来事である。レムリア時代の初め頃、人々は、個人としてではなく、大きな人類魂として全員が一緒に生きていた。ルチファー霊は、人々のアストラル体と結びつき、その「ルチファーの誘惑」により人の個性化(個別化)が始まった。天国からの追放は、「地上への降下、感覚世界への陥入」であった。そして同時に、大いなる、根底に存する人類の魂における至福の喪失であった。

 アントロ・ウィキより

 「当時は人の個性化(個別化)はまだ萌芽状態で、ルチファーは強大な霊的存在であったので、その場合、人の個人的な罪が語られているのではない。堕罪の回復(精算)、その結果からの救済は、より高次の霊的存在、キリストの恩寵によってのみ可能であった。しかし、堕罪は、更に、人が地上で自由と愛を獲得するために不可欠な前提条件であった。愛の担い手になり得るのは、自由意志により、自らを献げることができる存在のみであるから。」

 天国からの追放は、魂的事象である。人間は、神的な人類の魂における安住を失った。以来、孤独、絶望、苦悩、憂いを体験するようになった。
 しかし、神々により造られた肉体とエーテル体は、私たちをまだ住まわせている。従って、レムリア時代に、人類は、魂的天国から追放されたが、天国全体から追放されたのではないと言える。私たちの体は、天国の一部である。
 こうした考えは、肉体は神から人を遠ざけるので悪であるとする考えに慣れている人には驚くべきものであるかもしれないが、実際には、肉体は最も古く、完全で無私である。それは、私たちの頼りになる存在、驚くべき作品である。エーテル体もまた同様である。
 魂において、人は、揺れ動き、つかみ所無く、信頼性に欠け、弱々しい。それらは、肉体における神的なものの働きを阻害する。暗い力に落ち込む可能性を高める。

肉体的天国からの追放

 見てきたように、コロナ・ワクチンとソラト存在は、肉体(肉体に関わるもの)を破壊する。接種を受けた多くの死者は、それを体験している。彼らは、自分の廃墟となったエーテル体とファントム体の中におり、そこに呪縛され、悲惨な状態にいると感じている。
 体に、ソラト及びアーリマン存在を入れてしまったら、新たな、より深い堕罪が生じる。それは、キリストの復活体と結びつくことに対抗するインパルスである。
 私たちの体(肉体、エーテル体)が粉砕され、癒合すれば、私たちは、もはや私たちの魂的霊的存在とともにいることができない。それが新たな天国からの追放である。魂は、絶望の中で、格子の前で待ち焦がれているしかなくなる。

 シュタイナーは、アトランティス文明の実在を主張しており、またそれ以前にレムリア文明の時代があったとしている。聖書に記述されたアダムとエヴァの物語は、このレムリアの時代に起きたものとされる。それ以前の人間は、まだ個我を発達させておらず、人類全体で一つの魂を共有するような集団魂の状態にあったのである。
 堕罪は、この意味で、この物質世界において個我(自我)を発達させるために必要な出来事であったとも言える。
 肉体は、人類の進化の中で、人の構成体のうち最初に造られたものである。従って、最も完成されていると言える。人の罪を生むのは欲望であり、それは人の魂が原因である。
 今や現代科学は、遺伝子を操作し、新たな生命を創造することができると考えるに至った。神の創造した肉体への侮辱、高慢である。その科学により造られたコロナ・ワクチンが、魂の堕罪に続き、肉体の堕罪を引き起こすのである。

開始された最終フェーズにある唯物主義

 未来を霊的に見通すのは、あまりにも多くの予想に関連するので、難しいことから、ただいくつかの考えを提示する。
 将来において繰り返されるであろうコロナ・ワクチンを、学校医学の薬品、環境中の毒素、電磁スモッグ等とを合わせて考えると、非常に多くの人が死後の生において大きな困難に直面することが予想される。
 死者は、自分が関わり合うことのできない未知の破壊的存在に結びついてしまったので、おそらく外からの助けが必要である。私自身、通常の死者への援助を行ったが、数時間で力を使い果たしてしまった。すべての死者達が必要な援助を得るにはとてつもない時間がかかるだろう。
 将来、救援の輪が広がるほど、それは早まる。この本は、それに対する関心を高めるだろう。この本が読まれるほど、霊的世界に、死者が共に体験できる力のフィールドが形成される。その手引きにより、彼らは変容の手がかりを得ることができるが、自分で、その救命浮き輪を見つけなければならない。それは過大な要求である。
 死者が(死後、地上から霊界に戻れず)地上に縛られることは、トラウマ的体験である。それにより唯物主義者とトランスヒューマニストは、自らをチェックメイトをすることになる。彼らは、地上に縛られたまま、長い間、もはや地上に受肉できない。しかし、数百年後の未来において、誰が、地上で唯物主義を引きついているだろう。ひょっとして、コロナ・ワクチンは、唯物主義の最終フェーズの初まりなのだろうか?
 霊的な法則性は、それを無視する者にも当てはまる。霊的世界はより強く、結局、唯物主義とトランスヒューマニズムは、持続せず、自己崩壊するだろう。

 しかし、少なくとも、3つの問題がある。
 意図せず地球に縛り付けられた死者は、地球の霊的大気圏にネガティヴな影響を与えるので、地球に受肉する人々に負担を与える。この地球の周りの暗い層は、一層大きく強くなるので、受肉する人々には、肉体的、魂的に健全でいることが一層厳しくなる。今、現状でも既にその負担から脱するのは大きな課題となっている。
 第2の問題は、地球に縛り付けられた死者は、自分の天使との結びつきがなく、無数に存在し、その様な死者を喜んで操ろうとする霊的「マフィア・グループ」への防御ができないことである。それによりすべてがより硬化し、緊縛されていく。
 第3の問題は、受肉しようとする魂が、そこに生まれていける両親をもはや見いだすことができなくなると言うことである。今のように人類のワクチン接種が進んでいった後で、十分に魂的霊的に浸透された肉体は生まれてくるだろうか。

 しかしすべてが良い方向に流れ、地上に縛られた魂達が、自由になり、すべてが消化されれば、その魂達は、唯物主義とトランスヒューマン、それに結びついた破壊的な霊にうんざりすることになるだろう。そうすると、彼らは、地獄行きとカタルシスを体験し、悪を知り、未来には、光とつながろうとする強い動機をもつようになるだろう。

 著者達は、死者に対する霊的なヒーリング行為を行っているようである。ワクチン接種した死者は、通常のように天界(霊界)に旅立つことができず、地上(の非物質的領域)に縛られた状態で、暗闇の中にいるという。
 こうした死者に対して、生者が治癒的援助を与えることは可能なのだが、その様な能力のある人は限られているのに対して、その様な死者はあまりにも多い。
 地上に縛られると言うことは再受肉ができないということであるが、唯物主義者とトランスヒューマニスト霊性を否定しており、自ずとその様な状態に至るので、自身の再受肉が阻害され、いずれ自滅すると言うのであろう。
 しかし、このコロナ・ワクチンの害はあまりにも大きい。これから地上に受肉しようとする魂には大きな試練となるだろう。時間により解決されるのかどうか?

人が十分に深くそれを見つめれば、すべては良い

リュウディガー・エルンスト(仮名)より

 この本にまとまれた考え、探求の成果そして体験報告は、人間性への脅威を示しており、大きな驚愕から、気後れ、落胆、意気消沈へと導くかもしれない。この出来事を大きな創造の関連に置くことにより、それが、覚悟と確信を持ってここに立てられた課題をつかむように、私たちを強化し、勇気を与える道を、私たちは見つけることができるだろうか。
 大きな影は、いつも別の次元で支配する光の表れである。どのような光が、現在のこの強力な影に対応しているのだろうか?
 前世紀の終わり頃にはまだ、このように多くの人々が、魂的、霊的そして神的世界で、その途上にあり、その上、働くことができる可能性を見いだすというようなことは、考えられなかった。そこに、決定的に開かれたのである。これらの世界へと努力する者は、無限の援助を体験する。神の創造計画のもとで働く霊的存在は、私たちが彼らに向き合うことを切に願っていたのである。-これにより、思いがけないことが可能となったのである。
 しかし、死者の、破壊的な力が、生命存在だけでなく、魂的霊的存在のより親密で深い領域に介入し、人類に新たな試練をもたらしている。この全体に横たわる意味は?

 ルドルフ・シュタイナーは、『いかにしてより高次の世界の認識を獲得するか』で記している。

 「以前の超感覚的世界は、感覚的世界を通り抜ける必要があった。これがなければ、更なるその発展は可能でなかった。ようやく感覚世界で、対応する能力を持った存在が発達することにより、超感覚的世界が進歩を獲得できるようになったのである。この存在とは人間である。」「死とは、かつての霊的世界が、それ以降、自分自身で先に進めなくなったという地点に至ったということを表している。」

 神的霊的世界が、その内在する法則に従い、自己をその根源の中に展開したと考えると、それは、その完全性で満ちている。そこには静止がやってくる。すべては、絶対の善の完全性、存在の中にある。それにより、新たなインパルス、生成したものの発展、豊富化があるだろうか。

 神の創造の力は、高次の霊的存在達を、進化に対する欠乏、失敗、停滞の状態に導いた。それにより彼らは、苦境に陥った。彼らは、もはや自らが関われなくなった生成したものに対抗することしかできなくなった。それにより完全に新たな関係を開いた。新たなもの、豊富化したものがそこから生まれる「材料」が生起した。破壊から、創造の驚くべき作品が生まれるのである。

 シュタイナーは、かつて。「人が、創造の周期において特に多くの善をなそうとすると、それに対応して、敵対する力が増大する」というようなことを語った。私たちの地球発展期において、それが当てはまっているようである。しかし、神的世界は、人がそれを扱うことができると、人を信じていることも示されている。
 瞑想においてその様な敵対的な力と出会った時、私は、「我々の使命は、汝ら人間を、汝らの内に神性を見いだすまで、挑み続けることである」とそれらが語るのを聞いた。
 人間は、今日、その霊的本質だけでなく、神的本質においても、求められている。キリストは、弟子達に、「汝らは神である」と語った。アダムは、「神の似姿」として創造された。それが思い出されなければならない。人間は、被造物から創造者になる道を歩むよう、呼びかけられている。この道で、人は、敵対する力の解放のために働く可能性も見いだす。今日、私たちが、このようにより高次元のやり方で、それらに相対し、神の意志に奉仕するなら、私たちには、無限の援助が与えられる。それは、私たちだけでなく、広く世界へと働きかける。
 私が、霊的に、父なる神の地平にまで高まると、光の中で、「すべては秩序の中にある! すべては、神の恩寵により支えられており、その意味を持っている!」というメッセージが聞こえた。それは、ひどく驚かせることであっても、深い信頼と確信で私を満たした。-すべては、もし人が十分に深く見つめるなら、善である。

(この後に、ワクチンの治癒のための瞑想法等が列挙される項が続くが、略す)

 これまでコロナ・ウイルス及びワクチンの害と、それを引き起こしている暗い霊的な力について見てきた。それは人類の霊的進化に対するこれまでにない攻撃であった。しかし、それをそのように認識する者は、実際には少ない(人智学を学ぶ者においても多いとは言えないと思う)。現在の惨状を見れば、未来に希望を持つことは困難であるとも思えてくる。
 ここで、悪の問題が語られている。この世に存在するものはすべて神が創造したものである。ではなぜ、最高の善なる神が造った世界に悪が存在するのか。それは、あえて人に試練を与えるためであった。人がそれにより成長していくためである。人は、それをとおして、神の創造に参加する存在へと進化していくのである。これからの宇宙の進化は人間に委ねられているのだ。
 悪の霊的存在は、元は、高次の霊的存在(天使)であり、神の創造計画のもとにその道を選んだのである。従って、「すべては、もし人が十分に深く見つめるなら、善」なのである。
 悪を乗り越える力は、きっと神から与えられる、と信じたい。

まとめ

 政治とメディアによるコロナ・ワクチンへの圧力は、途方もない。仕事、公共交通の利用、社会生活への参加等のために、強制されている。しかしその結果には、不安がつきまとう。まさに、霊性に対するワクチンが人々に接種されるという、シュタイナーの予言が問題となっているのである。

  • 50人を超えるスイスとドイツの独立した調査グループが、共同で、超感覚的観察手法により、コロナ・ワクチンの、人の超感覚的構成体(オーラ)と死後の生への影響を研究した。それにより、今まで、公の議論では全く考慮されなかったが大きな意味を持つワクチンの被害が探求された。
  • 次のことが示された。新しい遺伝子ワクチンは、超感覚的構成体に重篤な被害を起こす衝撃を与える。それは、物質体とエーテル体を魂と霊から分離させる。感受性の高い人は、自分が自我から引き離され、天使あるいは神から見放されたように感じる。肉体は、それを隅々まで見通すことができず(入り込めず)、生命力(エーテル体)が衰弱している。
  • 死後の生については、劇的な影響が確かめられた。(死後の)より高次の霊的領域に入っていく代わりに、ワクチン接種した死者のほとんどは、地上に縛られ苦しんでいる。それにより彼らは、(地上に)受肉している近親者に負担をかけるが、大抵それは魂の深みに無意識で起きている。今後危惧されるのは、異常な形となった死後の生が、続く受肉(生まれ変わり)において、肉体にまでそれに応じた影響を与えることである。
  • それに従事した人間には、同じような死後の影響が、数年来、個別の薬剤において知られている。コロナ・ワクチンの集団接種により、それが通常のケースとなる恐れがある。現在のワクチン・キャンペーンは、体を駄目にし、魂のない「機械人間」を作り出す、人類に対する全般的攻撃と見ることができる。
  • この被害は、ビオンテック、モデルナ、アストラゼネカ、ジョンソン&ジョンソンのワクチンで確かめられた。そこには、私たちの地球と人類の進化に属さない、ソラト的トランスヒューマニズム霊が攻撃的に働いている。そこには、ほとんどの人が対応することのできない、悪の新たな段階が現れている。
  • 他のワクチンは少しだけ調査された。シノファームでは、現在までその様な影響は確認されていない。スプートニクVではわずかに見られるが、更に研究が必要である。
  • 更に、コヴィド19病もコロナ・ワクチンと同じような作用を持っていることがわかった。ウイルス、病気、ワクチンとそして国家によるロックダウンと強制措置は、同じ霊的存在にインスピレーションを得ていることを見いだした。
  • 死者においても受肉している人においても、強力な治癒への霊的な介入が、超感覚的なワクチンの被害を治癒のプロセスにもたらすことができる。即ち、それらは基本的に克服することができる。その際には、当該の人物の意識的な(強い自我による)関わりが有益である。
  • 未解決の問題

―どれだけ多くの人にこれらの影響が現れているのか? それは、人が、ワクチンとコヴィド19病に対して、どのような魂的霊的知識を持ちうるかにかかっている。

-時が経過するなかで、どこまで広範に、魂的霊的ワクチンの結果が自然の経過において消化されるか?

-どのような治療的手段により、消化は援助されるか。

 大きな問題は、公には、そのようなワクチン接種の霊的な被害への治療の必要性への理解がないこと、また一方で、そのような治療資源がないことである。啓蒙と養成が必要な、非常に大きな非常事態が生まれている。この本によって、この関連の体験報告と議論の広範な収集をとおして、この人類的な課題に向き合うための最初の基礎が置かれたのである。

 以上がこの本の最後のまとめの部分である。
 私も、勿論、この本の語る内容がすべて真実であるかどうかはわからない。だが、真実の一端であることは間違いないだろう。シュタイナーを学んできた者として、そう思うのである。
 問題の発掘とそれに対する対応は、まだ端緒についてばかりである。多くの人が、この問題に気づくことを願ってやまない。

 なお参考に著者トマス・メイヤー氏の、コロナ・ワクチン関係のサイトを下記に載せる。

www.anthroposophische-meditation.de

                                  了