k-lazaro’s note

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アメリカは内戦の危機?

 昨日アメリカの移民問題に触れた記事を掲載したが、Xをチェックしていて、その移民問題に関連する少し衝撃的なニュースがあったので、速報としてお伝えする。
 現政権の不法移民受け入れ政策に共和党系知事達は反対してきているのだが、今、メキシコと接するテキサス州連邦政府の間で大きな対立が起きているというのである。

 テキサス州知事は、不法移民達を民主党支持の他の州に送り込んだりして抵抗していたのだが、更に実力行使で国境封鎖を行なおうとしているようで、これに対して連邦政府が待ったをかけたのだ。しかし、それを無視してテキサス州はこれを進める構えで、この対立は深刻な様相を呈してきているようのだ。
 州は、これに州兵を動員しており、なんと、連邦離脱も辞さないと主張しているという。そして他の共和党系州にその支持が広がり、トランプなどは、他の州に、州兵の応援を呼びかけているという。

 さらに、この対立がエスカレート(連邦軍が出動など)すれば、内戦、第2次南北戦争が勃発するのではと指摘をする者もいるというのである。

 ただ、こうした情報は、日本のマスコミでは全然取り上げられていないようだ。上の情報は、いわゆる「陰謀論系」の情報源によるものかもしれない。しかし、テキサス州連邦政府が対立してきていることは事実のようである。日本でも、国境封鎖を解くように連邦政府テキサス州に求めていることは報じられているからである。

 さて、内戦とはにわかに信じられないかもしれないが、大統領選挙を前にして、この話題がネットに時々登場していることを知っている方もいるかもしれない。トランプ氏の優勢の情勢のなかで、民主と共和党の対立が抜き差しなら無い状態に陥る危険性があることは、陰謀論ではなく、織者も指摘していることである。
 ただ、アメリカの内戦という話題は、今に始まったことではない。やはりトランプ大統領が登場してからとは思うが、既に2020年代以前にネットでそうした記事を目にしていたのである。
 当時はまさかそんなことはないと思ったが、今回の事態は、もしネット情報の通りとすれば、ひょっとするとと思わせるものである。

 一方、ウクライナで敗北が必至となり、イスラエルでも袋小路に入ってしまったアメリカ現政権は、いよいよ第3次世界大戦でリセットを図ろうとしていると語る者もいる、そうなるなら、内戦どころではないだろう。

 いずれにしても、大変な事態が迫っていると言えるが、杞憂であることを願うばかりである。