k-lazaro’s note

人と世界の真の姿を探求するブログです。 基盤は人智学です。

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

21世紀の道徳的霊的なエネルギー

ジョン・ウォーレル・キーリー 「エーテル界を巡る戦い」で、物質的世界に最も近い超感覚的世界であるエーテル界を巡り、人類の霊的進化を進める勢力とこれに対抗する勢力の戦いがあることに触れた。エーテルは、生命の源で、人と植物・動物の体はそれにより…

プーチンとは何者か? ②

アレクサンドル・ドゥーギン アメリカのバイデン大統領は、今回来日するにあたり、東京の米軍横田基地から日本に入ってきた。首都にアメリカの基地があり、首都の航空管制権を握られている日本。そうした現状を象徴している。つまり、日本は未だに実質的に占…

エーテル界を巡る戦い

感覚によって捉えられる物質的世界だけが世界ではない。物質的世界の他に目に見えない世界が存在しており、真実の世界は、それら多重の世界が入り交じっている。目に見えない世界とは、大きく言えば、物質界の「上に」エーテル界、アストラル界、霊界が存在…

プーチンとは何者か? ①

現在、世界で最も悪魔化された人物と言えば、それはロシアのプーチン大統領だろう。ただし、「世界」と言っても、それは主に欧米と日本の意味である。これまで欧米特にアメリカにより虐げられてきたそれ以外の諸国においては、プーチン氏は欧米の横暴と戦う…

青酸カリによる死とその自我への影響

グロッセ氏の本(英語版) 「太陽黒点と人間」で青酸カリによる人の死の問題に少し触れた。今回は、この問題をもっと詳しく見ることとする。 「太陽黒点と人間」の文中に「チクロン B」というものが出てくるが、これはナチスがアウシュビッツで使用したとさ…

太陽黒点と人間

17世紀に活躍したジョン・ミルトンは、イギリスを代表する詩人(デイヴィッド・オーヴァソンによれば秘教に通じていたという)で、その代表昨は『失楽園』であるが、それは、当時の天文学の発見を数多く取り入れているとされる。その中に、魔王(サタン)…

監視社会と人間性の破壊、アーリマンの受肉

シュタイナーの指示に基づくアーリマン像 アメリカのバイデン政権が、「誤報(ディスインフォメーション)管理委員会」を創設すると報道されている。政府が誤情報を認定し、情報を規制するというのである。これには、ジョージ・オーエルの『​​1984』(全体主義…

自我と霊的経済

以前「自我の秘密」で紹介した、人智学者のエルトムート・ヨハネス・グロッセ氏の『自我のない人々は存在するか?』から、今度は別の文章を紹介したい。 人は、肉体のみをもっているのではなく、他の構成要素(あるいは体:この場合、体とは肉体ではない非物質…

2022年 - ウクライナでの戦争

ウクライナのヒマワリ畑 ウクライナ問題についてのテリー・ボードマン氏の論考が氏のホームページにアップされていたので紹介したい。内容は、これまで紹介してきた記事と重複するものもあるが、マスコミでは知ることのできない、大きな世界史的視点、人智学…