k-lazaro’s note

人と世界の真の姿を探求するブログです。 基盤は人智学です。

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

電気と人間の意識

「プーチンとは何者か?①」で、マルクス・オスターリーダ氏の論考に触れた。今回は、同じオスターリーダ氏の論考だが、歴史や時事関係ではなく、科学的な内容である。 電気の問題については、「ドッペルゲンガーと電気」などの記事でこれまでも触れてきた。…

二人の子どもイエス-神殿の出来事 ②

『博士たちの間のキリスト』 パオロ・ヴェロネーゼ 磔刑で死んだイエスは勿論一人である。しかし、子ども時代、イエスは二人いた。同じ名前の子どもが二人いたのである。一人はルカ伝の、もう一人はマタイ伝の伝えるイエスである。それぞれの両親も、やはり…

ドゥーギン氏の娘が暗殺される その狙いは?

ドゥーギン氏と娘ダーリアさん 昨日ショッキングなニュースが入ったので(今日、大手マスコミでも報道されているようだ)、これについて紹介したい。 このブログで、ウクライナ問題の関係で、プーチン大統領に影響を与えているというロシアの思想家アレクサ…

左道のオカルト・ロッジで働く者はどこから来たのか?

前回、左道のオカルト・ロッジの背後にある霊的存在の話を紹介した。今回は、その配下にいて、実際にそのロッジを支配している者達の話である。これも、前回と同様にエルトムート・ヨハネス・グロッセ氏の『自我のない人々は存在するか?』に基づく。 この本…

オカルト・ロッジと儀式魔術、その背後にいる者

シュタイナーの歴史観は、表で起きていることは、その背後の霊的事象の徴候にすぎず、その霊的事象を認識することが重要であるということである。人類の歴史の基本的な流れとは、人類は霊的に進化していくということであり、これを推進するのが、霊的ヒエラ…

二人の子どもイエスー神殿の出来事 ①

エクステルンシュタインの磔刑のレリーフ このブログでは「二人の子どもイエス」のテーマが、主要なテーマの1つとなっている。私がこのテーマを初めて知ったのは、大学生の時で、先にシュタイナーに出会って、彼に関連する本を色々物色しているときに見つけ…

シンクホールの出現の意味するもの

チリに出現したシンクホール 最近、チリでシンクホールが出現したというニュースが流れた。シンクホールと は、ようするに地表に突然できた巨大な穴で、直径が数十メートルに達するものもある。地質学的には、ドリーネと呼ばれ、石灰岩質のカルスト地形で、…

光は東方より

アレクサンドル・ドゥーギン 先日テレビで、あまりにもばからしくて冒頭を見ただけなのだが、プーチンのウクライナ侵攻に、ドストエフスキーやトルストイの影響があるとする「専門家」の分析を放送していた。ロシア人がこの二人の文学者から影響を受けている…

アーリマンの目的とは ②

アーリマン(下)とルチファー(上)の間のキリスト 前回は、「アーリマンの死後生への働き」について見てきた。今回は、後半として、カルル・シュテッグマン氏の『もう一つのアメリカ』をもとに、更にアーリマンが自ら地上に受肉することにより何を目指してい…