k-lazaro’s note

人と世界の真の姿を探求するブログです。 基盤は人智学です。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

星座の秘教的起源

子どもの頃から星空を見るのは好きだった。といって星座の名前はあまり知らないのだが、昔から不思議に思っていたことがある。星と星を線でつなげて星座ができており、それに対して、その形を表す名前がそれぞれ付いている。星座はどうやって成立したのだろ…

シュタイナーの学際的天文学 ②

「シュタイナーの学際的天文学」の2回目である。 シュタイナーは、天文学では、観測に基づき仮説が造られるが、「この仮説の作成、つまり、ある明確な宇宙論の設定に至る過程では、理論を提唱する人々の心の中にある先入観が強く反映されるため、多くの恣意…

シュタイナーの学際的天文学 ①

シュタイナーは、もともと現在のウィーン工科大学で学んだこともあり、当時の自然科学に関する豊富な知識を有しており、この分野についての講演もいくつか行っている。それは、もちろん宇宙と人間に関する霊的認識をもとにしたものである。しかし、当時の自…

嘘(不真実)を武器にするブラザーフッド

ゲーテアーヌム(人智協会の本部:スイスのバーゼル近郊、ドルナッハにある) 新型コロナについては、そもそものパンデミックからワクチンまで嘘まみれであったが、現在のウクライナ危機おいても嘘が堂々とまかり通っている。真実の声は元々少数派であるが、…

なぜ、集団白痴化なのか?なぜ大量殺戮をするのか? ②

雲の上に現れたイエス・キリストに似た形(アルゼンチン、2019年5月) ウクライナ危機については依然として一方的な報道が続いている。報道機関、マスコミはまるで憑かれているかのようである。コロナ・ワクチンの問題を発信している多くの方が、こうした状…

なぜ、集団白痴化なのか?なぜ大量殺戮をするのか? ①

ウクライナ危機を巡る日本の報道は、「プーチン・ロシア=悪」一色となっている。勿論、軍事侵攻は批判されるべきである。一方、世界では、ロシアへの非難の声は多いが、実質的にロシアへの制裁に加わっているのは、米英中心の世界の一部にすぎない。 今、ロ…

アトランティス大陸

スコット・エリオットの著作『アトランティスの歴史』(1910年)掲載のアトランティスの地図 Dankmar Bosse氏の『地球の歴史に関するエッセイ』(英語版)から、レムリア大陸に続き、今度はアトランティス大陸についてのエッセイを紹介する。レムリア文明が…

コロナ・プランデッミクとアーリマン(そしてロシア)②

ラファエロ 「キリストの変容」 前回に続き、トーマス・マイヤー氏のインタビューの後半を紹介する。 ーーーーーーー CAF(オースティン・フィッツ):ここで話を膨らませます。その直後、ある人が私にリップルという暗号通貨に参加するように説得してきまし…

コロナ・プランデッミクとアーリマン(そしてロシア)①

今回紹介するのは、2020年の記事なので多少古いのだが、現在の状況(ウクライナ危機も含む)にも十分に示唆的であると思われる、Thomas Meyerトーマス・マイヤー氏(上の写真右)のインタビューである。マイヤー氏は、「第6文化時代を巡る戦い-ロシアとウク…

レムリア大陸

現代の古地質学に基づくレムリア大陸の位置 以前「月の分離」で紹介したDankmar Bosse氏の『地球の歴史に関するエッセイ』(英語版)から、今度は、レムリア大陸についてのエッセイを紹介する。レムリア大陸は存在していたようである。 レムリア大陸とは、シ…

第6文化時代を巡る戦い-ロシアとウクライナの運命-②

スタラヤ・ラドガ(ノース人のサガで「アルデイギュボルグ」(Aldeigjuborg)と呼ばれているロシア北西部の古代の街) 最近、ロシア国営通信がロシアの「勝利記事」の予定稿を誤送信したとする情報がながれている。一旦流れたものが後で削除されたということ…

月の分離

左:月の表側 右:月の裏側 「月は誰が造ったか」で、月が地球から分離して地球の衛星になったというシュタイナーの説を紹介したが、今回は、それに関連する記事である。 この論稿の著者はDankmar Bosse氏で、彼は、ドイツの人智学派の地質学者である。2002…

第6文化時代を巡る戦い-ロシアとウクライナの運命- ①

これまで、欧米のブラザーフッドの中には、現在の第5文化時代(欧米、アングロサクソンが主導する文化期)の次に予定されている第6文化時代(ロシアが主導する)にもその力を保持しようとしている者達がいるというシュタイナーの認識を紹介してきた。第1次世…