k-lazaro’s note

人と世界の真の姿を探求するブログです。 基盤は人智学です。

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ギョベクリ・テペとアトランティスの双子

ギョベクリ・テぺの遺跡 「形態形成場理論はエーテル界を説明するか?」でルパート・シェルドレイク氏の説を紹介したが、氏のこの「形態形成場説」は、科学に新たな視点を与えるものである。一種のパラダイムシフトとも言えるものであろう。 しかし、現代主…

ジャンヌ・ダルクの使命 (後半)

前半に続き、ジャンヌ・ダルクの霊的使命にについて述べているジョーン・M・エドマンズ氏の『ジャンヌ・ダルクの使命』から紹介する。 エドマンズ氏は、世界史的使命を担ったジャンヌの誕生と死の日付けにまつわる意味を次のように語っている。 ジャンヌ・ダ…

ジャンヌ・ダルクの使命(前半)

ジャンヌ・ダルク 先に、「自由を巡る闘い(後半)」で、シュタイナーが、ジャンヌ・ダルクが歴史上重要な使命を果たしたと評価していることについて触れた。今回は、このことについて触れてみたい。 彼女のことを知らない人はいないだろうが、ウィキペディ…

形態形成場理論はエーテル界を説明するか?

以前、「物理学の基礎定数は変化する」で、ルパート・シェルドレイク氏について紹介した。 彼は、ケンブリッジ大学で自然科学、ハーヴァード大学で哲学と科学史を学び、生化学の博士号を取得した。植物発生学や細胞老化の研究を行い、英国王立協会会員である…

二人の子どもイエス-神殿の出来事 ④

ベルゴニョーネ「神殿のイエス」 ベルゴニョーネのミラノの絵 ③では、神殿の出来事の隠された真相について述べた。これに続いて、今回は、この秘密を密かに表現している絵画を紹介する。 先ず、クラウゼ=ツインマー氏が『絵画における二人のイエス』で最初…

二人の子どもイエス-神殿の出来事 ③

ドゥッチオ「神殿の12歳のイエス」 「二人の子どもイエス」に関わるテーマとして「神殿の出来事②」を書いてからだいぶ時間が経過してしまったが、今回は、ようやくその第3回目となる。 「二人の子どもイエス」というのは、イエスには、マタイ福音書の伝える…

自由を巡る闘い(後半)

ジャンヌ・ダルク この項目の前半では、第1次世界以降、現代までの歴史的経過が語られた。後半ではそれらの霊的背景が語られる。 ーーーーーーー 自由を巡る闘い(後半) この記事の前半では、歴史的な出来事から読み取れる自由への闘いの側面が紹介された。…

自由をめぐる闘い(前編)

ウクライナ問題が新たな段階に入っている。ロシア語話者の地域(いわゆる親ロシア派が支配し独立した地域)がロシアに編入されたからである。 西側の政治家は一方的な併合だと批判し、更なる制裁をと語っている。日本でも圧倒的多数の賛成票が信じられないよ…