k-lazaro’s note

人と世界の真の姿を探求するブログです。 基盤は人智学です。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

メディア界による「霊的なものに対するワクチン」②

①では、霊界(エーテル界)の認識から人類、特に若者をそらすために、歪んだエーテル界のイメージを注入する「ワクチン」がメディアを通して行なわれているとして、いくつかの海外のファンタジー文学が分析された。 トールキンら初期のファンタジー文学にも…

メディア界による「霊的なものに対するワクチン」①

トールキン 「ソロヴィヨフのアンチキリスト予言と現在の世界情勢」で、予言と現在の世界情勢の関連に関するインゴ・ホッペIngo Hoppe氏の論稿を紹介した。現象として現われている実際の出来事は確かに異なっているが、その背後の本質は、ソロヴィヨフが予言…

9月24日に予定されている不吉な出来事とは?

今「陰謀論界隈」で9月24日に何か起こるのではないかという話題が注目されている。例えば次のような記事。 これに関連する海外記事を見つけたので紹介したい。 著者は、マイケル・スナイダーMichael Snyder氏で、彼は、アマゾンの紹介記事によると、「全…

第3次世界大変の到来か?

21日のウクライナへの一部兵員動員に関するプーチンの国民向け演説で世界が揺れている。西側及び日本のマスコミ、専門家は、ウクライナの攻勢を受けてやむなくプーチンが決断した、ロシアでは反戦が盛り上がってきており、プーチンの足下が揺らいでいるな…

ソロヴィヨフのアンチキリスト予言と現在の世界情勢 ②

フリッチョフ・カプラ氏とその著作 この項目の①では、インゴ・ホッペIngo Hoppe氏の著書『アンチキリストの短編物語』に基づき、ソロヴィヨフのアンチキリストの予言物語は、メルヘンや寓話的な表現であり、実際に起きるであろう出来事をそのまま描写したも…

ソロヴィヨフのアンチキリスト予言と現在の世界情勢 ①

ソロヴィヨフ 以前、19世紀ロシアの哲学者、文明批評家、詩人、ウラジーミル・セルゲイェヴィチ・ソロヴィヨフのアンチ(反)キリスト出現の予言について触れた。 それは、1つの物語となっており、ごく簡単に紹介すれば、アンチキリストが、最初、世界的な…

アングロサクソンとロシアの対立 ②

前回の、テリー・ボードマン氏のウクライナ問題の論稿のパート1では、英米が、中央ヨーロッパと東ヨーロッパを分断させ、ドイツとロシアの弱体化を図る戦略を進めてきたこと、シュタイナーによれば、その背景には、ドイツ人とスラブ人(ロシア)の協力の中で…

アングロサクソンとロシアの対立 ①

ザポリージャ原子力発電所※ (※現在ロシアが占拠し、砲撃を受けている危険な状態にある原発であるが、2014年には、その原発事故のニュースが世界中に流れていた。写真はこの当時のもの) これまでウクライナ問題については、トマス・マイヤー氏やテリー…

栄養の流れと人間の構成組織

ヨハネス・W・ローエン氏 以前、栄養の問題に関する「栄養の真実の基礎」という項目で、「人間は本来、地上の素材を何も必要としない。私たちがものを食べるのは、単に刺激を与えているだけ」というシュタイナーの言葉に触れ、エーレンフリート・プファイフ…

脳・脊髄のイメージとしてのアトランティス大陸

以前、「意識には脳が必要か? ②」で、アンドレアス・ナイダー氏の『超自然と下自然の間の人間』の一部を紹介した。その後、この本を読み進めたところ、アトランティス大陸に関わる非常にユニークな話が出てきたので、これを紹介したい。(「 」内は当該書よ…

日本人の過去生

現在のウクライナ問題の根底には偏った民族主義があると思われる。ウクライナの実権を握る「ナチス的民族主義者達」は、国内のロシア語話者、ロシア系の人々を暴力により弾圧してきたが(東部では砲撃による殺害もあった)、それが今回のロシアの軍事侵攻の…