人智学の創始者ルドルフ・シュタイナーは、秘教的キリスト教の霊統につながる者で、その認識を現代人の意識状況に即した形で公にした人物である。
彼は、その霊的認識によりキリストや霊的ヒエラルキーについて語ったが、これら世界を創造し、その進化を導く霊的存在達に敵対する霊的勢力が存在するとした。つまりいわゆる悪魔である。
悪魔にも種類があるが、その一つがアーリマンと呼ばれるものである。その名前は、古代のゾロアスター教において、創造神にして善なる神、アフラ・マズダに敵対する悪魔(アンラ・マンユまたはアーリマン)として登場する。
上の写真は、シュタイナーが作ったアーリマンの頭部の塑像である。