k-lazaro’s note

人と世界の真の姿を探求するブログです。 基盤は人智学です。

黒いピートとしてのプーチン

プーチンが寄贈した聖ニコラス像

 日本のマスコミは、相変わらずウクライナの実態を伝えない。ロシアのクルスクでウクライナがロシアを押して攻め込んでいるというようなことを未だに主張している。しかし実際は、ウクライナ軍と言われるものの実態はNATO諸国軍人との混成部隊であるし、ウクライナ側は押し戻されている。しかし、対外的な宣伝のために退却もままならないとされる。

 これは、ウクライナによりロシアへの侵略である。民間人も多数殺されている。このようなロシアの民間人を対象とした攻撃はずっと続いているが、これが西側で批判されることはない。

 世界が第3次世界大戦にまで突き進んでいないのは、プーチンの忍耐強さのおかげであるという意見がある。プーチンは以前から、西側がロシア内部に攻撃するなどの一線を越えた場合には、西側を直接攻撃する、その場合核兵器使用もありうるということを述べていたが、クルスクへの侵略のように、それが現実におこされているが、それをプーチンはじっと耐え忍んでいるからである(実際には、クルスクでの欧米及びウクライナの目的は失敗しているということもあるだろうが、例えば、もし実際に原発に大きな被害がでていれば、状況は変わっただろうとは思われる)。

 プーチンは、一線を引いたが、あえてそれを自ら譲っているとも言える。一線を引いておかなければ、歯止めなく攻撃されてしまう。しかし、それは第3次世界大戦の引き金となり世界の破滅をもたらす可能性もあるから、自重しているのだろう。

 私は、最初プーチンをうさんくさく思っていた。突然、トップとして登場し、長期政権を築いたからである。しかし、今の世界の指導者の中でこれほど思慮深い者は他にいるだろうか、と最近は思うようになっている。

 彼は何者なのだろうか? 彼には、何か大きな背景があるのだろうか?それが真実であるかは分からないが、こうしたことに関しては以前記事を載せたこと多ある。

https://k-lazaro.hatenablog.com/entry/2022/05/19/085157

 

 さて、以前見つけたのだが、そのままにしていたプーチンについての興味深い記事がある。最近のプーチンの対応を見るにつけ、この人物は何者なのかという思いが再び沸いてきて、改めて読み返してみた。彼の背景を考える上でやはり参考になるかもしれないと思ったので、今回はこれを紹介したい。

 あわせて、ウクライナでのロシアの特別軍事作戦の関係で起こされたとされるノルドストリーム2爆破についての同じ著者による論考も紹介する。

 著者は、聖骸布の記事で以前紹介したことのあるヨス・フェルハルスト氏であるが、前半の記事の原文は、オランダ語のため、ネットによる機械翻訳によるものである。内容を配慮しこちらで一部修正したが、正しい翻訳であるかは確認のしようがないのでご容赦を。

 前半の記事にプーチンを指すピートpietという言葉がでてくるが、これは人名らしく、英語やオランダ語のピーター、ロシア語のピョートルの短縮形のようであるが、ここでは、固有名詞ではなく、小僧、少年というような意味合いで用いられていると考えられる。ピーター、ピョートルではなくピートなのは、いうまでもなくプーチンをさげすんでのことであろう。

 後半の記事は、ノルドストリーム2パイプライン爆破の真相を、占星術の手法も用いて解明しようとしたものである。

 これについては、以前、ザポリージャ原子力発電所への攻撃の犯人をロシアとするのと同じく何の説得力もなく、ロシア自身が犯人だとする主張も出されていたが、その後、ウクライナ関係者が犯人だとされたものである。

 そして新たに最近、その犯人が特定されたなどと報道されたが、事情を知る専門家の中では、国家的関与なくして不可能な事件であり、真犯人は米国やヨーロッパの某国当りであろうというのが通説となっている。

 以下の記事では、著者も概ねその様に分析しているようである。

 このことは、占星術による解明というのが目新しいので面白いのだが、私がもっと惹かれるのは、さりげなく記事の前半で述べられている、ウクライナでのロシアの特別軍事作戦の「オカルト的」な意味についての言及である。 
 なお、著者はいくつかのホロスコープを掲載しているが、省略した。それらについての説明はそのまま残したが、読み飛ばしてもいいかなと思う。私は、知識が無いので全く理解できなかった。

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黒いピートpietとしてのプーチン

プロスコピックな夢についての簡単なメモ

2022年6月25日

 

6月24日(金)の朝、私は次のような夢の内容で目が覚めた。「ムーアスレーデのプーチン」【訳注】

【訳注】ベルギーの西フランダース州にある自治

 

 聞き覚えのない声が私に、この言葉は判じ物の性質があり、「SLED」の文字はロシア語の「след」(「トラック」、「フットパス」、「結果」...)の意味で理解されるのだと説明した。

 そして目が覚めた。

 

背景とコメント

(1)私はムーアスレーデとは何の関係もないし、その村を訪れたこともない。

(2)私は、一種の「判じ物形式」で説明する夢を見ることが多い。私はその夢を理解できなかったが、妻に話した。

(3)その夜は圧迫感のある嵐だった。

 

 その日の朝、私はアイントホーフェンまで車で往復しなければならなかった。午後に戻ると、'Tijdingen van het Sint Nicolaasgenootschap' (jg.33 nr.2)の新しい号が届いていた。私はこの雑誌を30年ほど購読している。

 

 この雑誌のp.18に、小さな赤い文字で「MOORSLEDEムーアスレーデ」と書かれている。その背景には、ムーアスレーデの行政区であるダディゼレに住み、シンタークラースとして活動しているアンドレ・パウエルスへのインタビューがあることがわかった。少しショックを受けながら、私は朝の夢を思い出した。時計を見ると12時501分だった。

 同じ雑誌の最初の記事は、バーリで毎年行われる聖ニコラスのセレモニーに関するものだった。この記事では、ウラジーミル・プーチンが長々と言及されている。プーチンは2003年にバーリに大きな聖ニコラス像を寄贈している(図)。ロシア大統領は2007年にもこの街を訪れており、その時は聖ニコラスの墓を訪れたと伝えられている。現在、プーチンが悪者扱いされていることから、聖ニコラス像の下の碑文の撤去を求める署名活動が行われている。

 

 この記事を読んでいるうちに、夢の判じ物の意味が目の前に現れてきた。プーチンは聖ニコラスの従者に属し、彼の足跡(「そり」)をたどっている。この夢の判じ物によれば、彼は聖ニコラスの「ムーア人【訳注】従者」である。言い換えれば、彼は「黒いピート」、つまり聖ニコラスの「袋」の管理人なのだ。同時に、プーチンは欧米の報道では、あちこちで「黒い小僧piet」と呼ばれている2

【訳注】中世のマグレブ(北西アフリカ)、イベリア半島シチリア、マルタに住んでいたイスラム教徒の意味であるが、ここでは、アフリカ出身の黒人というような意味と思われる。

 

1 経験上、この種の「アッ!」という瞬間は、特定のマイナーな占星術アスペクトが「正確」(オーブが1分弧より小さい)になったときに優先的に起こることが強く示唆されている。今回もそうだった: 月、水星、金星は牡牛座11°42'49「、双子座11°42'9」、双子座1°41'59 "にあった(それぞれ月-水星はセミセクスタイル、月-金星はセミノービル)。

2 バーリの記事では、「Centro Studi Nicolaiani 」のGerardo Cioffariに言及している。「東欧の歴史に長年精通していることを根拠に、Gerardo神父はウクライナのドラマのすべての責任をプーチンだけに負わせたくはない」。

 

プーチン」と「ムーアスレデ」の組み合わせは極めて特殊である3。夢は近視眼的であった。午後に『聖ニコラス協会の知らせ』を通じて私に届いた情報は、どうやら午前中にすでに夢の素材として入手可能であり、プーチンの精神的役割に関する疑問(私にとって強い関心事である)に対する絵画的な答えに加工されていたようである。

3 ムーアスレーデの語源について、ウィキペディアは次のように述べている: 「ムーズレーデは1085年にモースレーデとして初めて言及された。これは、ムーア(湿地)とレデ(道または通路)の合成語である。Moorsledeの中心部は、今でも周辺地域よりかなり高い」。プーチン」の語源は通常、「道」を意味するロシア語「путь」と関連している(もちろん、言葉のイメージとしてはオランダ語の「ピート」を想起させる)。

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ノルドストリームとケルヒ橋の破壊の占星術的徴候に関するメモ

そしてケルヒ橋の破壊(2023年3月25日更新)

ヨス・フェルハルスト (2022年10月)

 

  1. マイダン革命

 2014年2月に起きたウクライナのマイダン革命は、親ロシア政権とヴィクトル・ヤヌコヴィッチ大統領を転覆させた。ドネツク州出身のヤヌコビッチは2010年に当選し、革命後にロシアに亡命した。図1は2014年2月18日18:00のホロスコープである。この時刻は革命の転換点であり、優勢になったデモ参加者に対して政府と治安当局が無駄になった最後通告に相当する。

 ホロスコープは、それぞれ[月(「民衆/羊」)天王星(「革命」)]と[冥王星(「地下勢力/隠れたエージェント」)木星(「当局」)]の対立で、完全な不調和スクエアを持つ。このオポジション木星冥王星)は、イエス・キリストの死と復活(西暦33年4月3日/5日)の時に存在していた。太陽とノードを結ぶ準正確な調和アスペクト黄道帯の尖端に位置し、踏み越えや突破を連想させる。

 

  1. 特別軍事作戦」のホロスコープ的サイン。

 ロシアによるウクライナ侵攻は、2022年2月24日(木)未明に始まった。プーチン大統領が「特別軍事作戦」を発表する演説を行ったのは、ウクライナ時間の午前4時50分頃だった。その時、軍の護衛艦はすでに国境を越えていた。図2は、太陽が真北に位置する午前0時11分のホロスコープである。このホロスコープは、太陽と月を結ぶスクエアと、木星冥王星を結ぶセミスクエアの2つの正確なアスペクトを示すという点で、明らかに例外的である。さらに、準正確なセクスタイル海王星と近接(金星☌火星)コンジャンクションを結んでいる。このホロスコープは、「剣を交差させた 」配置(⚔)が正方形(太陽Ⓐ)と正方形(水星Ⓐ)を結んでいる点で、種類の「特徴的な形態学」(アンドレ・バルボー参照)を示している。

月が太陽、木星海王星と相次いでスクエア・アスペクトを形成し、スクエア(水星□天王星)がシャープになる。例えば、図3は2月25日(金)午前6時に表示された天体配置である。ほぼ30時間後、同じアスペクトがほぼ配置されているが、スクエア(月□太陽)がスクエア(月□海王星)に代わり、正確なセミセクスタイル(月⚺金星)が形成されている。

「特別軍事作戦」開始時のホロスコープの構成は、西暦33年4月3日(金)から西暦33年4月5日(日)までのゴルゴダホロスコープと顕著な対応関係を示している。図4は、磔刑の日の日没時のホロスコープである。福音書によれば、イエス・キリストの埋葬は、ペサハの祭り(安息日と重なる)が始まっていたため、その時間に完了しなければならなかった。月は満月で東から昇っていた。また、月は月のノードの近くに立っていたため、部分的に食されていた。

 

1 C.J.Humphreys & W.G.Waddington 「Dating the Crucifixion」 Nature 306, p.743-746 (1983).

 

 図2と4の比較は驚くほどよく似ている。どちらの場合も、太陽はホロスコープの基点(図2ではIC、図4ではDSC)に位置し、月と相反するアスペクト(それぞれスクエアとオポジション。どちらのホロスコープでも、準正確な相反するアスペクト木星冥王星を結んでいる(図2ではセミ・スクエア、図4ではオポジション)。図2では、非正確なスクエア(オーブ約1.5°)が水星と天王星を結んでおり、図4では、同じ2つの惑星がマイナー・アスペクトセミセクスタイル)で結ばれている。

 2022年2月24日のホロスコープ(図2)にも、海王星と近接(金星☌火星)コンジャンクションを結ぶセクスタイルがある。この占星術的構造は、埋葬のホロスコープ(図4)には相当するものがない。とはいえ、後者のホロスコープにおける金星と海王星の位置は、前者のホロスコープにおける海王星と金星の位置とほぼ同じである。火星は戦争の星であるため、金星と海王星を包含する占星術的コンプレックスに火星が組み込まれていることは、抑制的であると同時に混乱させる、珍しいタイプの戦争を示唆している。戦争や戦いの文脈の中で(⚔構造で示される)、その[金星、火星、海王星]のコンプレックスは、「特殊軍隊」の主な占星術的特徴に見える。

 

 図5は復活の日の朝のホロスコープである。このチャートには、復活の朝に形作られた占星術的な「天体の十字架」が示されている(この「十字架」には海王星冥王星が関与しており、それぞれ1846年と1930年に解除されている)。スクエア(月□海王星)は、1846年と1930年にそれぞれ解除されている。

 十字架の「腕」を構成するスクエア(月□海王星)は、図3にも存在する。

「特別軍事作戦」のホロスコープキリスト教の中心的出来事のホロスコープを結ぶ顕著な対応関係は、露・ウクライナの現局面がその核心において、宗教的対立として、あるいは人類の本質と未来に関する対立的見解の対立として理解できることを示唆している。

 

  1. ノルドストリーム・パイプラインへの攻撃

 2022年9月26日、バルト海に浮かぶデンマークボーンホルム島の近くで、2つの爆発が地震学的に検知された。最初の爆発は現地時間02時03分に発生し、ノルドストリーム2のラインAを破壊した。2回目の爆発は19時3分に発生し、ノルドストリーム1の両ラインが破壊された。

  ノルドストリーム1と2は、ロシアの天然ガスをドイツに輸送するために建設された2つのパイプライン・システムである。9月27日には、ノルウェーポーランドを結び、ノルドストリーム・パイプラインを横断するバルト海パイプラインが開通した。こうして、バルト海の真ん中で地政学的なスイッチが切り替わったかのように、ロシアからドイツへの接続が突然中断され、代わりにノルウェーからポーランドへの接続が行われた。

 

図6. 左:ノースストリームのパイプラインを破壊した水中爆発の場所(赤/黄色のポイント)。北流1号(緑)と北流2号はそれぞれAとBの2本のパイプで構成されている。右:ノルドストリーム2のライン(赤の全線)とバルト海ライン(赤の破線)の位置。両ラインはバルト海で交差している。

 誰がノルドストリーム・パイプラインを破壊したのか、関係するすべての政府が知っていることは疑いない。しかし、そのような情報は公開されておらず、主要メディアではこの大事件に対する関心は著しく低い。ドイツとロシアの経済を統合しようとするノルドストリーム・プロジェクトに関して、アメリカ政府が敵対的な立場にあったことはよく知られている。年初、ホワイトハウスでのオラフ・ショルツ独首相との共同記者会見(2022年2月7日)で、ジョー・バイデン米大統領は大胆にもこう宣言した: 「ロシアがウクライナに侵攻(戦車や軍団がウクライナの国境を越えることを意味する)すれば、ノルドストリーム2はなくなる。我々はそれに終止符を打つ」。質問だ: 「プロジェクトはドイツの管理下にあるのだから、具体的にどうするのですか?バイデン大統領:「約束しよう、必ずできる」(https://www.cbsnews.com/news/biden-german-chancellor-nord-stream-2-russia/ )。

 ビクトリア・ヌーランド政治問題担当次官も同じ意味ですでに宣言していた(2022年1月27日の記者ブリーフィングで): 「もしロシアがウクライナに侵攻すれば、いずれにせよノルドストリーム2は前進しません」。「ドイツの同盟国とは、あらゆるレベルで広範な協議を重ねてきました。今日ここで具体的な話をするつもりはないが、パイプラインが前進しないようドイツと協力していく」と答えた。

https://www.cnsnews.com/article/international/patrick-goodenough/state-dept-if-russia-invades-ukraine-one-way-or-another

 

 これらの声明を、アメリカがノルドストリーム・パイプラインの破壊に関与しているという正式な証拠とみなすことはできない2。とはいえ、この発言は、ロシアがウクライナに侵攻した場合(実際に侵攻した)、アメリカ政府がノルドストリーム2に「終止符を打つ」つもりだったことを示している。バイデン大統領はパイプラインの閉鎖についてではなく、この施設の存在そのものについて語った(彼は「...する」という動詞を使った)。その後の質問で、大統領は発言を言い直す機会を得たが、そうはしなかった。その代わりに、アメリカ政府はパイプラインの存在を終わらせる手段を持っていることを確認した。

- この問題に関するドイツの立場とは関係なく、パイプライン・システムを終わらせるつもりである、と。ヌーランドは、アメリカ政府はドイツと協議し、具体的な内容についてはドイツと協力するつもりであると表明したが、上記の宣言によれば、ロシアが侵攻した場合にノルドストリーム2を終わらせるという第一の決定はアメリカ政府レベルで行われたことになる。

 

図7:ノルドストリームへの最初の攻撃のホロスコープ(2022年9月26日、2:03 Rønne、オーブファクト:20%)。太陽:2°53'51 「天秤座、月:3°58'14 」天秤座、水星:27°27'28 「乙女座、金星:25°51'27 」乙女座、火星:18°15'24 「双子座、木星:3°48'12 」牡羊座土星: 19°11'34 「R水瓶座天王星:18°29'52 」R牡牛座、海王星:23°46'43 「R魚座冥王星:26°9'20 」R山羊座アセンダントアセンダント:13°24 「獅子座、ミッドヘブン:21°53 」牡羊座、上昇月ノード: 13°56'8 「牡牛座、月の遠地点:18°17'42 」蟹座。

 

2 例えばタッカー・カールソンを参照: https://ww

 しかし、ノルドストリーム2に終止符を打つというアメリカ政府の率直な意向が実行される前に、他の何者かがパイプラインを破壊した可能性も否定できない。いずれにせよ、米国政府はノルドストリーム破壊の結果を温かく歓迎した。アントニー・ブリンケン米国務長官は9月30日、「ロシア・エネルギーへの依存を一掃し、ウラジーミル・プーチンから帝国主義的な計画を推進する手段としてのエネルギーの武器化を奪う絶好の機会だ」と宣言した3。この点で、バルト海パイプラインが9月27日に開通したのは、4本のノルドストリーム・パイプラインのうち3本が破壊されたちょうど1日後のことであり、偶然とは思えない。9月26日の襲撃事件に関する公式調査の結果は、「国家の利益」(独語で「Staatswohl」)の名の下に、ドイツ政府もスウェーデン政府も秘密にしていた4。

 

3 https://www.youtube.com/watch?v=E0Abayg3k_o

4 「サハラ・ヴァーゲンクネヒト: Regierung verweigert Informationen zu Pipeline-Anschlägen. Die Bundestagsabgeordnete hatte den zuständigen Ministerien nach Erkenntnissen vor und nach den Explosionen gefragt - vergeblich「 (Berliner Zeitung, Oct.16); 」Geheimnispolitik: 連邦政府は、パイプラインの接続に関する政府ネットの見解を公表した」(Bundesregierung verwehrt Abgeordneten Auskünfte über Anschläge a die Pipelines. スウェーデンのマグダレーナ・アンデルソン大臣は、「ロシアがパイプラインを通すかどうか」については、まだ確信を持てないでいる。

 

 図7と図8に示したホロスコープは、2つの点で特殊である。第一に、これらの配置は、太陽と太陽系外惑星(月、水星、金星)が密接に並び、太陽系外惑星の集合とは対照的であるという驚くべき二面性を示している。図7では、「速い惑星」の一群が地平線の下にあるのに対し、「遅い惑星」は地平線の上にある。図8では、「速い惑星」が西に、「遅い惑星」が東に位置し、同様の全体的な分割が起こっている。第二に、ホロスコープは「ラテン十字」によって特徴付けられ、図7では(土星□ウラヌス)正方形が準正確な(木星☍月)オポジションによって二分され、図8では準正確な(木星☍月)オポジションによって二分される。

 図7のオポジションはNE(北東)-SW(南西)の方向を示しており、これはノルドストリーム・パイプラインの全体的な地理的方向でもある。図8の対立はWNW(西北西)-ESE(東南東)方向を示しており、これはバルト海パイプラインの全体的な方向と一致する。このように、2つの攻撃は、対応するホロスコープが非常に特異な地理的「形態学的特徴」を示す時に発生した。さらに、「天の十字架」の構造が「死」と「復活」の概念に言及している限り(図5)、9月26日の二重の襲撃は、「ノルドストリーム・パイプラインの死」をも想起させ、その後、バルト海のパイプラインとして「復活」するのである。

 

  1. ケルチ橋への襲撃

「ケルチ橋」または「クリミア橋」はクリミア半島とロシア本土を結んでいる。ロシアによるクリミア併合から4年後の2018年、ウラジーミル・プーチンによって開通した(図9)。

 図9:ロシアの切手に描かれたケルチ橋(「Крымский мост」=「クリミア橋」)。

2022年10月8日午前6時7分、ケルチ橋は探検隊によって損傷し、車道の一部が海中に崩落した(図10)。ウクライナ当局は、この事故について公式に責任を主張していない。それにもかかわらず、ウクライナ郵便局は新しい郵便局の設計を発表した。

 この出来事を記念した切手シート(図11)。これは橋への襲撃からわずか数時間後の出来事であり、当時すでにアートワークが完成し、切手の制作が決定していたことを示唆している。

 ホロスコープには「交差した剣」(⚔、図3の赤と比較)のサインが描かれている。図11で説明したように、急ピッチで発行された郵便切手は、このイベントのホロスコープを指しているようだ5。太陽、月、魚座を表すと思われる記号は、伝統的な占星術のシンボルに強く似ている。この観察は、切手シートが攻撃のわずか数時間後に発表されたという事実とともに、占星術的な対応関係が芸術的な直感によって生み出されたのではなく、むしろ意図的な考察と計画によるものであることを示唆している。もし本当にそうだとすれば、ウクライナで行われたような戦争には明確なオカルト的側面があることを示唆していることになる。

 

5 https://twitter.com/smelyansky_igor/status/1578657065786306560

図11

 図11:上:ケルチ橋爆発の日にウクライナ郵便局が発売した新しい切手シートの詳細。切手に添えられたイラストは、ホロスコープアセンダントとディセンダントの下にある、いわば「沈んだ」惑星配置を想起させる(図10)。

 緑色で囲まれた3つのシンボルは、アセンダントと(東の地平線のすぐ下にある)金星と太陽を指している。(КРЫМС)КИЙМОСТ(=「クリミア橋」)と書かれた青い道路標識は、アセンダント、すなわち地平線の東を表している(一般に、アセンダントホロスコープの対象の地上的な同一性を指し、この場合はクリミア橋である。) トロイド(環)状の物体は太陽のシンボル☉に似ており、その赤い色は朝日を連想させる。洗濯機は金星に対応しており、意外に思われるかもしれない。しかし、「金星」というブランドの洗濯機は存在するし、金星はほとんどの洗濯機と同じようにまぶしいほど白い。赤いトロイドの近くと後ろにある洗濯機の投入口は、ホロスコープで上のコンジャンクション(太陽☌金星)を描いているようだ。

 В ДОВРЫЙ ПУТЬ!」(=「幸運を!」/「よい旅を!」)と刻まれ、正面に2匹の魚が描かれた盾は、一対の魚によって象徴される魚座の星座を表している。占星術の伝統では、魚座木星海王星の両方によって「支配」されている。したがって、両惑星は魚によって象徴されている。盾の上を泳ぐ大きな魚は木星を表している。ホロスコープでは、この惑星はディセンダントと魚座の間に位置する。三日月が刻まれ、小さな魚が泳ぐ黄色がかった円形のシンボルは、魚座に位置するコンジャンクション(月☌海王星)を表している。

左下:インターネットで宣伝されているヴィーナスの洗濯機の例。右下:切手に再現されたレオナルド・ディカプリオケイト・ウィンスレットのシーン(『タイタニック』1997年)。 女性の伸ばした腕は、ホロスコープにおける(月が関与する)2つの正方形のアスペクトを想起させ、彼女の後ろにいる赤いズボンの男性は、ホロスコープにおいて2つの正方形の「後ろ」に立つ太陽を想起させる(図10のマゼンタの細い線参照)。背景の橋のアーチは、ホロスコープの文脈への言及を意味しているのかもしれない。

 

2023年3月更新:ハーシュの報告。

 2023年2月8日、調査報道ジャーナリストのシーモア・ハーシュが「アメリカはいかにしてノルド・ストリーム・パイプラインを破壊したか」という論文を発表した6

フロリダ州パナマシティにある米海軍潜水サルベージセンターの深海ダイバーによって破壊された。爆薬はNATOの演習「バルトップス22」に隠れて設置され、その後遠隔操作で作動させられた。ハーシュの論文によれば、この作戦はホワイトハウスで決定され、ノルウェーとの緊密な協力のもとに実行されたという。

 

 もし事実なら、アメリカ政府は政治的・軍事的同盟国に対して『戦争行為』を行ったことになる。ハーシュの報告書はホワイトハウスによって断固として拒否されたが、それは下級の公式レベルにおいてのみであった。米国の主要メディアはほとんど無視するか軽視した。しかし、ハーシュの疑惑は多くの関心を集め、特にロシアからのガス供給の中断によって経済に深刻な影響を受けているドイツでは大きな反響を呼んだ。現代の戦争は精神的、心理的な戦いであり、世論をコントロールすることが主な目的である。ハーシュ論文が受けた関心の萌芽は、アメリカ、EUNATOの司令部では根源的な脅威として受け止められたに違いない。

 

 2023年3月2日木曜日の夜、ドイツ空軍の飛行機がワシントンDCのダレス空港に到着し、ドイツ連邦首相のオラフ・ショルツが搭乗した。公式には、ショルツはバイデン米大統領との1対1の極秘会談に向かう途中だった。ジャーナリストの立ち入りは許されなかった。会談で話し合われるトピックは、一般的な用語でしか説明されなかった。金曜日、午後2時過ぎから80分間の公式会談が行われた。その後、ショルツはドイツに戻った。ドイツ連邦首相は、バイデン氏と1対1の短い会談をするために、17時間も飛行機に乗っていたことになる。これではほとんど意味がない。明らかに、ショルツの旅には別の目的があったに違いない。木曜日の夕方にショルツが到着してから、金曜日にホワイトハウスで会談が行われるまでの間に、さらに何らかの活動が行われたに違いない。タイムラインは、2023年3月3日(金)の午前に秘密裏に行われた活動を示唆している。

 どのような活動だったのだろうか。多くの論者7は、3日後の3月7日、アメリカ(ニューヨーク・タイムズ紙、NYT)8とドイツ(ディ・ツァイト紙、DZ)9の主要紙が、シーモア・ハーシュ論文10に対する反論を発表したことを、ショルツの旅行と結びつけている。これらの新報道によれば、ノルトストリーム・パイプラインへの攻撃は、国家的行為によって行われたものではない。その代わりに、攻撃は(少なくとも部分的には)ウクライナの背景を持つ正体不明の民間団体によって行われた。DZは、6人のグループがヨットを使ってパイプラインに到達し、この偉業を成し遂げたと主張している。

 

6 https://seymourhersh.substack.com/p/how-america-took-out-the-nord-stream https://www.youtube.com/watch?v=742AbBTQ8CU

7 例えば、アレックス・クリストフォロウ(https://www.youtube.com/watch?v=L92fcHjXWa0; 1'11")やデュランhttps://www.youtube.com/watch?v=XisYjXS_AF4

8 https://www.nytimes.com/2023/03/07/us/politics/nord-stream-pipeline-sabotage-ukraine.html (有料); https://archive.is/4Qmxx

9

10 https://scheerpost.com/2023/03/22/seymour-hersh-the-cover-up/ も参照。

 

 この新しい主張は、襲撃の複雑さとロジスティクスが、主要な国家権力者によってのみ実行されうるものであったという以前の声明と完全に対立するものであった。より一般的に言えば、この新しい説明は、あらゆる種類の海底パイプやケーブルが劇的に脆弱であり、アマチュアの攻撃で破壊される可能性があることを示唆している。明らかに、NYTとDZが提示した説明は、ハーシュが加害者と認定したアメリカとノルウェーの政府を免責しているため、政治的観点からは好都合である。

 

「2023年3月3日のショルツの訪問は、2023年3月7日の反ハーシュのメディア攻勢と因果関係がある」という仮説hを、以下の4つの要素を用いて主観的に評価することができる:

- 時間的連関。

第一に、ショルツの訪問とNYT/DZのメディア攻勢は3、4日しか離れていない。これは、このようなメディア攻勢を開始する決定とその実行の間に予想される時間間隔に相当する。その確率をp<.2(ありえない)とした。次に、2つの出版物のタイムスタンプがわずか97分しか違わないというのは、非常にあり得ないと思われる。この2つ目の一致の確率をp<.05(非常に可能性が高い)と評価する。

 

- 国籍に関する一致

一方では、2023年3月3日の会談はアメリカとドイツの指導者に関係していた。他方で、メディアの攻勢は、米国の主流雑誌(NYT)とドイツの主流週刊誌(DZ)の2つの出版物で始まった。この偶然の一致の確率をp<.2(可能性は低い)と評価する。

- 政治的チャンス

バイデン大統領もヌーランド国務長官も、ロシア軍がウクライナに侵入すればノルドストリーム・パイプラインの供給が停止されることを確認していたにもかかわらず(実際そうなった)、NYT紙とDZ紙に掲載された驚くべき説明は、アメリカ当局の容疑を完全に晴らすものである。また、この説明には、ウクライナ政府(ウクライナ政府はいかなる関与も即座に否定した)を陥れる可能性が残されている。我々は、先験的な確率として、米国政府に有利な真実とされるものをp<.2(ありえない)と評価した。

- バイデン-ショルツ会談の性質。

2023年3月3日のバイデン-ショルツ会談は、その秘密主義的な性質、ジャーナリストの排除、ショルツが(ビデオ会議や電話ではなく)時間のかかる出張をする必要性を説明できる明確な議題の不在から、非常に異例なものであった。仮説hは、会談が無口で口数の少ないものであったことを説明するものである。

 

ノルドストリームに関する米独の国家レベルの陰謀がリークされれば、第一級の広報上の大惨事となる。この要素をp<.2(ありえない)と評価する。

これらの確率値をよく知られたベイズの公式に挿入すると、次のようになる。

P(h I b) x P(e I h-b)

P(h I e-b) =

[P(h I b) x P(e I h-b)] + [P(¬h I b) x P(e I ¬h-b)] である。

 

であり、P(h I b) < .05 と P(e I h-b) < .05 (保守的な値)を設定すると、次のようになる。

.05 x .05

P(h I e-b) = = .97

[0.05 x 0.05] + [0.95 x 0.2 x 0.05 x 0.2 x 0.2 x 0.2] となる。

 

 仮説hは真である可能性が高いと結論づけられる。補足すると、ショルツの旅行で最も重要だったのは、3月3日の午後の早い時間帯に行われたバイデン大統領との会談ではなく、おそらく同じ日の午前に行われた秘密の出来事であったと推測できる。実のところ、9時2分に興味深い星座が形作られた。

 

オラフ・ショルツは1958年6月14日にドイツのオスナブリュックで生まれた。出生時刻は午後3時11分である(図12b)。

 

 ブンデスカンツラーの出生ホロスコープとブリーフィング容疑者のホロスコープには、驚くべき対応関係がある(図12a)。これらの複雑な関係の全体像について、首尾一貫した全体的な読み方を提供することはできない。しかし、この占星術的複合体の存在そのものが、オラフ・ショルツのワシントンへの旅が、連邦首相にとって、まるで罠にはまったかのような不穏な体験であったことを示唆している。主な相関関係(図12c)は以下の通りである:

 

- 図12aのホロスコープは、オラフ・ショルツの秘密のブリーフィングが行われた可能性のある時期に、土星冥王星、月を結ぶ準正確なアスペクト複合体によって特徴付けられ、それは黄道帯のカスプポイントに非常に近い位置にある。ショルツの出生ホロスコープでは、冥王星と月のノードが同じような位置にある。このことは、2023年3月3日(金)の午前に、冥王星(「この世の王子」の領域、すなわち政治的・経済的権力の世界を包含する)と月のノード(人生の目的、カルマ)が表す占星術的機能が特に影響を受けたことを示唆している。

 

11 https://www.astrologenverband.de/bundeskanzler-olaf-scholz-astrologische-daten-2/

 

- 図12aでは、火星は双子座20°に位置し、ショルツの生まれつきの太陽と水星のちょうど中間にある。驚くべきことに、火星はノルドストリーム襲撃事件(図7と図8)のとき、ふたご座+18°にあり、ここでもショルツの生まれつきの太陽と水星の間に包まれていた。双子座の[太陽☌水星]-コンジャンクション(図12b)は、合理的な熟考と物事を多角的に考えるというショルツの生まれつきの傾向を示している。火星は軍事や戦争に関係するあらゆるものを表し、与えられた文脈では、軍事的な側面と北流ストライキの暴力的な性質に関係している。攻撃当日と2023年のワシントン訪問時、火星のこの二重の中間性は、ノルドストリーム攻撃によるショルツの思考と感情への深い影響を物語っている。

 

- 金星は出生時のホロスコープでは牡牛座15.5度に位置しており(図12b)、これは疑惑の事件のホロスコープにおける[天王星☌]の位置と一致する(図12a)。牡牛座の金星は、地上の平和と友好的な静けさを好む傾向を示しており、この位置を通過する天王星は、そのような気質を乱すことが予想される。

 

- 疑われる出来事のホロスコープは、金星と木星の密接なコンジャンクションによって特徴付けられ、それは出生ホロスコープの月の遠地点(「暗い月」または「リリス」)の出生位置を包んでいる。占星術の観察によると、月の遠地点は、その人の経歴に欠けているもの、個人が払わなければならない根本的な犠牲、そして無力感や障害感を表す傾向がある。この2つの占星術的な「恩人」のコンジャンクションは、連邦参議院議長が会談の際に受けた道徳的な打撃に耐え、それを消化するのを助けるように見える。

 

 NYTとDZの記事は、それぞれ3月7日火曜日の15:26 UT(ニューヨーク現地時間10:26)と17:03 UT(ハンブルク現地時間18:03;日没)に掲載された。図13はNYTの記事のホロスコープである。このチャートの特徴は、魚座の二等分構造[(♆☌)☌(☾☌)☌(☿♄)]である(ゆるやかなコンジャンクション海王星☌ 太陽]と[水星☌ 土星]のオーブは、太陽円盤の幅を考慮すれば等しいと考えられる)。その核心において、海王星は最高のスピリチュアルな領域(アートマン、「父」)に対応している。しかし、この領域に到達する能力や意志がないと、海王星は混乱、欺瞞、策略、欺瞞の意味的な領域を(その核となるシグニチャーの対となるものや影として)表すことができる。太陽は実際の具体的な現実を表し、それは......「光の中に入ってくる」ものである。

 

 . 今回の場合、魚座の緩いコンジャンクション[太陽☌海王星]は、「...現実を難解にする誘惑」のサインとして理解できる。水星(占星術の伝統によれば、魚座ではむしろ妨げられる)は、裸の事実を把握し、識別し、伝える能力を表す(皇帝は裸だと叫ぶ子供は、典型的に水星的である)。土星はちょうど魚座の最初の弧分に入っている。水星とともに、この土星は「......真実の深淵をつかむ活動」を表す。今回のホロスコープでは、水星が魚座に位置することと、土星冥王星と(水瓶座を密接に包む最も注目すべき半二重で)つながっていることが、この活動を妨げている。この二分割構造は、緩いコンジャンクション[水星☌土星]と平行構造[海王星☌太陽]を、蝶の羽の重ね合わせのように関係づけている:不安定な「...真実と向き合う活動」は、「...現実を難解にする誘惑」の上に投影される。この占星術的なサインを見る限り、NYTとDZの記事の信憑性は疑わしく、それはこれらの報道(特にDZの記事)に含まれる信憑性の低い詳細と一致している。ショルツの旅行とそれに続く主要な出版物の占星術的徴候を総合すると、奇妙に見え説明が難しいこれらの出来事には暗黒面があり、不可解な「戦争の霧」の一部であることが確認されるようである。3月22日、シーモア・ハーシュはこうコメントした12:

「3月初旬、バイデン大統領はドイツのオラフ・ショルツ首相をワシントンに招いた。ホワイトハウスの記者団を前にしたバイデンとショルツの短い形式的な賛辞の交換と、パイプライン疑惑には触れなかったファリード・ザカリアによるショルツへのCNNインタビューである。首相はドイツの報道陣を乗せないままワシントンに飛び、正式な夕食会も予定されておらず、両首脳はこのような注目度の高い会談で日常的に行われる記者会見を行う予定もなかった。その代わり、バイデンとショルツは80分間の会談を行い、その大半の時間、側近は同席しなかったと後に報じられた。それ以来、どちらの政府からも声明や文書による下馬評は公表されていないが、外交情報にアクセスできる人物から聞いたところによると、パイプラインの暴露について話し合いが持たれ、その結果、中央情報局(CIA)のある人物がドイツの情報機関と協力して、ノルド・ストリーム2破壊の代替案をアメリカとドイツのマスコミに提供するカバーストーリーを準備するよう要請されたとのことだ。諜報機関の言葉を借りれば、バイデンがパイプラインの破壊を命じたという主張を否定するために、諜報機関は『システムを脈動させる』ことになった」。

確かにこのようなことがあったに違いない。しかし、2023年3月3日に行われたのは、おそらくバイデンとショルツの会談ではなく、それ以前に行われたショルツと『情報機関』の代表者との会談である。

 

12 https://www.globalresearch.ca/cover-up-biden-administration-continues-conceal-responsibility- 破壊-北流パイプライン/5813077?pdf=5813077

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 前の文章では、プーチンの前世の手がかりが示唆された。

 聖ニコラス(270年頃 - 345年または352年12月6日)は、キリスト教の主教(司教)、神学者で、サンタクロースの起源になったとされる人物である。プーチンがその像を寄贈したとされるバーリとは、南イタリア港湾都市で、聖ニコラスの墓が存在する。

 この文章によると、プーチンの前世は、聖ニコラスの黒人の従者であったということであろう。プーチンキリスト教に対する深い信仰の背景はここにあるのだろうか?

 

 後の文章では、ロシアの特別軍事作戦の意味が、占星術をもちいた分析で示された。特別軍事作戦のホロスコープは、キリストの磔刑と復活のそれと顕著な対応関係にあり、ロシア・ウクライナの対立がその核心において、「人類の本質と未来に関する対立的見解の対立として理解できる」と主張している。

 なるほどこの視点は、合点がいく。ウクライナは、欧米の代理戦争をさせられているのであり(当初から米国やNATO軍が仕切っていたと言われるが、今は、ウクライナ兵士の枯渇により、実質NATO軍自体が投入されているようである),その意味では、欧米(西欧)対ロシア(東欧・スラブ)となっている。そしてロシアには、中国やイランもついており、西方対スラブ世界を含む東方との闘いとも言えるのだ。

 そして、人智学視点では、人類の未来を担うべきロシア文明とこれを阻止しようとする従来の支配勢力である西のアングロサクソン文明との闘いとみることもできるのである。

 文明間の闘いと言うことについては、プーチンが西側の「退廃文明」をよく批判してきていることからもその片鱗が窺われるのではなかろうか。この闘いは、実際上は、ロシアという国の生存をかけた闘いだが、プーチン自身には、シュタイナーの指摘とは別に、余りにも退廃してしまった西側の文明から、自国の文明さらには地球の未来を守る闘いであるという意識があるのかもしれない。

 それと関連するかは分からないが、プーチンは、西側の人々に、自国の退廃した文明を逃れてロシアに移住するなら、それを受け入れると表明しているのである。

 イギリスとアメリカは、提供したミサイルでのロシア国内への攻撃をウクライナに容認しようとしているとの報道が最近あった。第3次世界大戦を望まないのであれば、これはまさにしてはならないことである。プーチンは、「ロシアのない世界を望まない」と語っている。プーチンの忍耐も無限ではないだろう。