2022-01-01から1年間の記事一覧
ザポリージャ原子力発電所※ (※現在ロシアが占拠し、砲撃を受けている危険な状態にある原発であるが、2014年には、その原発事故のニュースが世界中に流れていた。写真はこの当時のもの) これまでウクライナ問題については、トマス・マイヤー氏やテリー…
ヨハネス・W・ローエン氏 以前、栄養の問題に関する「栄養の真実の基礎」という項目で、「人間は本来、地上の素材を何も必要としない。私たちがものを食べるのは、単に刺激を与えているだけ」というシュタイナーの言葉に触れ、エーレンフリート・プファイフ…
以前、「意識には脳が必要か? ②」で、アンドレアス・ナイダー氏の『超自然と下自然の間の人間』の一部を紹介した。その後、この本を読み進めたところ、アトランティス大陸に関わる非常にユニークな話が出てきたので、これを紹介したい。(「 」内は当該書よ…
現在のウクライナ問題の根底には偏った民族主義があると思われる。ウクライナの実権を握る「ナチス的民族主義者達」は、国内のロシア語話者、ロシア系の人々を暴力により弾圧してきたが(東部では砲撃による殺害もあった)、それが今回のロシアの軍事侵攻の…
「プーチンとは何者か?①」で、マルクス・オスターリーダ氏の論考に触れた。今回は、同じオスターリーダ氏の論考だが、歴史や時事関係ではなく、科学的な内容である。 電気の問題については、「ドッペルゲンガーと電気」などの記事でこれまでも触れてきた。…
『博士たちの間のキリスト』 パオロ・ヴェロネーゼ 磔刑で死んだイエスは勿論一人である。しかし、子ども時代、イエスは二人いた。同じ名前の子どもが二人いたのである。一人はルカ伝の、もう一人はマタイ伝の伝えるイエスである。それぞれの両親も、やはり…
ドゥーギン氏と娘ダーリアさん 昨日ショッキングなニュースが入ったので(今日、大手マスコミでも報道されているようだ)、これについて紹介したい。 このブログで、ウクライナ問題の関係で、プーチン大統領に影響を与えているというロシアの思想家アレクサ…
前回、左道のオカルト・ロッジの背後にある霊的存在の話を紹介した。今回は、その配下にいて、実際にそのロッジを支配している者達の話である。これも、前回と同様にエルトムート・ヨハネス・グロッセ氏の『自我のない人々は存在するか?』に基づく。 この本…
シュタイナーの歴史観は、表で起きていることは、その背後の霊的事象の徴候にすぎず、その霊的事象を認識することが重要であるということである。人類の歴史の基本的な流れとは、人類は霊的に進化していくということであり、これを推進するのが、霊的ヒエラ…
エクステルンシュタインの磔刑のレリーフ このブログでは「二人の子どもイエス」のテーマが、主要なテーマの1つとなっている。私がこのテーマを初めて知ったのは、大学生の時で、先にシュタイナーに出会って、彼に関連する本を色々物色しているときに見つけ…
チリに出現したシンクホール 最近、チリでシンクホールが出現したというニュースが流れた。シンクホールと は、ようするに地表に突然できた巨大な穴で、直径が数十メートルに達するものもある。地質学的には、ドリーネと呼ばれ、石灰岩質のカルスト地形で、…
アレクサンドル・ドゥーギン 先日テレビで、あまりにもばからしくて冒頭を見ただけなのだが、プーチンのウクライナ侵攻に、ドストエフスキーやトルストイの影響があるとする「専門家」の分析を放送していた。ロシア人がこの二人の文学者から影響を受けている…
アーリマン(下)とルチファー(上)の間のキリスト 前回は、「アーリマンの死後生への働き」について見てきた。今回は、後半として、カルル・シュテッグマン氏の『もう一つのアメリカ』をもとに、更にアーリマンが自ら地上に受肉することにより何を目指してい…
アーリマン 「トランスヒューマニズムとダブルと人類の分化」の記事をはじめとして、これまで何度か、カルル・シュテッグマン氏の『もう一つのアメリカ』からその一部を紹介してきた。この原書は、私が若い頃に購入しいて、途中で挫折して読了していなかった…
以前「意識には脳が必要か?①」で、脳がほとんどないのに普通に暮らしている人の話を紹介した。もともと秘教の教えでは、人間の意識(魂・霊)は、肉体を離れても存在しているとされており、こうした人物の存在は、脳が意識を生み出すという常識に疑問を投げ…
シュタイナーによるアーリマンの頭部 「アーリマンの受肉はいつ起きるのか?」の後半である。 前半では、「アーリマンの受肉の目的を援助する8つの潮流」が述べられたが、現在の世界情勢を見ると、それらの潮流が非常に強まっていることは明らかである。 コ…
人類の代表 シュタイナーは、いわゆる悪魔についても語っている。一般に悪魔と言えば、神に対抗する霊的存在で、人間を誘惑し悪へと導く。シュタイナーによれば、こうした霊にもいくつかの種類がある。最初に神々が創造した宇宙には、悪魔が存在しなかったが…
政府のコロナ規制に反対するデモ 以前、人類の霊的進化に対抗する勢力として、シュタイナーがフリーメーソンとイエズス会を挙げていることに触れた。今回は、この関連で、現在のコロナ危機とイエズス会の関係について論じている『ヨーロッパ人』Jg.26/ Nr.8 …
前回に続き『ヨーロッパ人』の「ワクチン接種:小児疾患からインフルエンザまで?」の記事の後半を掲載する。 ーーーーーーーー ワクチン接種:小児疾患からインフルエンザまで(後半) Der Europäer Jg. 23 / Nr. 9/10 / Juli/August 2019 なぜ、子どもの病…
大手(ネット)メディアやアマゾンなどは、コロナ・ワクチン批判の声を排除しているが、アマゾンは、「代替医療」についてもセンシティブになっているという。「正統派の現代医療」に属さない、民間医療、伝統医療、ホメオパシーやハーブ療法などが代替医療…
ラファエロ「テラヌオーヴァの聖母」 本ブログは、「二人の子どもイエスがいた」とする秘教的キリスト教の教えを中心に、またそれ以外のシュタイナーにより明らかにされた人間と世界の真実を解説し、一般に広めることを主な目的としてスタートした。その後、…
先日開催された首脳会議において、NATO(北大西洋条約機構)は、2022戦略概念で「ロシアを最も大きく直接的な脅威」とし、また「中国の安保挑戦」を明示したという。 ウクライナ問題でロシアに厳しい対応をするのは「理解」できるが、大西洋を挟む地域の安全…
EU旗 ウクライナがEUの加盟候補国になったという。一方で、ジョージアは、今回は落選した。報道では、「政治的二極化の緩和、司法の独立性の強化、自由なメディアの保護」などが進んでいないのがジョージア落選の理由ということであるが、ウクライナがこれら…
『エコノミストThe Economist』2022年5月19日号表紙 イギリスに、1843年にスコットランドの経済学者であるジェイムズ・ウィルソン (経済学者)によって創刊されたという週刊誌(新聞)がある。主に国際政治と経済を中心に扱っており、日本では、読売新聞社が…
以前掲載した「古代メキシコの秘密とアメリカ」外の記事を拝借した、カール・シュテッグマン Carl Stegmann氏の本、『もうひとつのアメリカDas Andere Amerika』から、別の章を紹介する。 今度はドッペルゲンガー(ヒューマンダブル)の話である。これについ…
ダボス会議で話すグレタ・トゥンリリ これまでコロナやウクライナについての「嘘」を見てきたが、今回は、CO2による地球温暖化の問題を考えてみたい。 以前から語られてはいたが、昨年からCO2削減がやけに騒がしく宣伝されていてマスコミで取り上げられない…
「 栄養の真実の基礎」の後半である。 この後半には、「エーテル技術と塩化銅生体内結晶化法」で既に触れられた未来のエネルギーについてのプファイファー氏とシュタイナーの対話の言葉が出てくる。 ーーーーーーーーー ミネラル代謝 しかし、他の代謝過程、…
エーレンフリート・プファイファー博士 仙人は霞を食べて生きていると言われるが、実際に、ほとんど食事をしないで生きている人は存在する。例えば、キリストの生涯を幻視したというカトリックの福者アンナ・カタリナ・エンメリック(1774年-1802年)は、聖…
タンポポの塩化銅結晶化写真(ゲーテアヌム研究所、高感度結晶化研究所) 以前、エーテルのエネルギーを用いているとされるキーリーモーターに関する『ヨーロッパ人』の記事を紹介したが、同号には更に関連記事が続いている。今回はこれを取り上げる。 人智…
『ヨーロッパ人』(2022年2月号)からトーマス・マイヤー氏のコロナに関する記事を紹介する。 これはコロナについて嘘の言説が公的にまかり通っている現状を指摘するものだが、その意味では、ウクライナ問題についても当てはまるだろう。また、実は、ヴァチ…