2023-01-01から1年間の記事一覧
*絵の説明は下記の文章を参照 最近、ウクライナのゼレンスキー大統領が、ロシアはザポリージャ原発へのテロ攻撃を準備していると主張している。だが、今この原発を管理しているのは当のロシアである。またその被害は当然ロシア領にも及ぶ。通常の思考ではあ…
輪廻の象徴としてのウロボロスの蛇 シュタイナーの主な業績の一つとして、西洋において、生まれ変わり(輪廻転生)の思想の復活に貢献したことがあげられる。彼は、いくつかの講演において、歴史的な人物を例にその真実を明らかにしている。実は、この転生と…
このブログでは、天使達をよくヒエラルキー存在と呼んでいる。これは、人智学派がよく使う表現に倣ったものなのだが、ヒエラルキーとは、日本語にすれば「階層」などの意味である。 霊的存在達も進化していくのだが、天使にも色々種類があるのは、これまで辿…
ー予告通り本日からブログを再開します。毎週更新の予定ですが、ただやはり更新が遅れる場合があるかと思いますので、ご了承ください。 以前、宗教的儀式の意味について考察した。 k-lazaro.hatenablog.com 真の宗教的儀式においては、霊が現存するという話…
アーリマン 「ルシファーの受肉」に続き、エリック・カニングハム氏の『ルシフェリック・ヴァース 老子道徳経と秘教的歴史における中国のルーツ』から、今度はアーリマンに関わる部分を紹介する。 前回は、ルシファーの転生を主題としていたので古代中国が主…
今回は、「フリーメイソンとは何か?」で紹介した書籍『影のブラザーフッド 隠れた敵対勢力の働き』からの2回目の記事となる。 この本では、秘密結社をはじめとして、まさに「陰謀論」で語られているような項目が網羅的に取り上げられている。 実は、私は、…
このブログで紹介したトマス・コーワン氏の本『人間の心臓、宇宙の心臓』が出版されるようです。リーシャという方が翻訳し、『ヒューマンハート•コズミックハート』という題名でヒカルランドからの刊行です。5月の発売予定で、現在予約受付中とのことです。…
パスカル・ナジャディ氏 世界的にコロナワクチンの嘘が明らかになってきている。有効性はなく、死亡を含めその被害が尋常でないことが分かってきているのだ。 それを示す一つの例が、タイにおける動きである。タイの王女がワクチン接種後に心臓疾患で昏睡状…
シュタイナーによるルシファー像 これまで何度か、アーリマンの紀元3000年紀における受肉について触れてきた。アーリマンとは、シュタイナーの説く、いわゆる悪魔の一種である。 悪魔には種類があり、アーリマンと並び、あるいはその対極にいるのがルシファ…
バディ・エリアス(左)とバルブロ・カルレン(右) 今回も、T.H.メイヤー氏の『ヨーロッパ人』の記事を紹介しよう。前置きなしで、先ず次の文章を読んでみてほしい。 --------- 「一時的な死」カルレンの死去によせて [Der Europäer Jg. 27 / Nr.…
図1 :心室の心筋線維。a)正面(腹側)から見たもの、b)下から見たもの。線維が形成する渦に注目。c)後ろから見たもの。表層線維を一部切除して深層筋を見せる このブログでは、シュタイナーの示唆に基づく人智学派の医学や生理学的研究についても触れてきた…
このブログでは、何度か「影のブラザーフッド」という言葉が出てきた。本来進むべき道から人類を遠ざけるために、隠れて活動しているオカルト的集団である。 この集団を指導しているのは、人類の霊的進化を導く霊的ヒエラルキー(天使群)やマスター達に対抗…
「カルト」というと、特に今の日本ではマイナスの反応が返ってくるばかりだが、もともとはラテン語のカルトゥス(崇拝)から来ており、「儀式」「祭儀」などの意味があり、崇高な言葉である。これが「米国で伝統的に異端的なキリスト教や新宗教に対して使わ…
英科学誌ネイチャージオサイエンス(Nature Geoscience)に1月23日、掲載された論文によれば「地球の中心部に存在する高温の鉄などでできた“内核”の回転が止まり、逆回転している可能性がある」という。 「地下約5000キロに存在する内核は、液体金属層の“外…
シュタイナーによる社会三層化講演会のポスター 1919年 今回は、このブログで初めて取り上げるテーマになると思うが、シュタイナーの社会論を紹介したい。 シュタイナーは、今後の人間社会のあるべき姿として「三層化」された社会を提唱した。このためこの思…
これまで何度か、キリストと仏陀、キリスト教と仏教の関係について論じてきた。両者には、底流において深い結び付きがあるということが理解されたと思う。 仏教の関係で菩薩にも話が及んだが、シュタイナーの立場では、菩薩とは、神霊達の導きあるいはキリス…
以前、ネットによく映画「タイタニック」の広告が出てくるなと思っていた時期があった。別に関心も無かったのでよく見もしなかったのだが、「タイタニック」の3Dリマスター版が2月から劇場公開されていたことがその原因であったようだ。これを知ったのは、…
ヤドリギ 前回に続く「癌とは何か」の後半である。 先ず、「ヤドリギ療法」について語られるのだが、これは、人智学系の医療における癌治療法として有名なものである。これは、コクラン(世界的な医療情報提供組織)によると「ヨーロッパの一部の国で癌患者…
コロナワクチン接種後に癌となった、あるいは急に癌が進行したという話をよくネットに見る。ワクチンの害として免疫の低下があるようなので、納得はできることである。私も、このワクチンについては、接種が始まる前からその危険性について情報を得ていたの…
昨日、アメリカは、自国の無人飛行機が黒海でロシアの戦闘機により「接触」されて墜落したと発表した。一方で、そもそもなぜアメリカは自国から遠く離れたロシアに近接するこうした場所で活動しているのか?(勿論、ウクライナに情報を提供するためであり、…
最近「In deep」さんのブログに興味深い記事が載っていたので、これについて少し考察したい。 これは、「In deep」さんの読者が見つけて寄せた文章ということだが、コロナワクチンで一度亡くなった方と思われる方の「体験記」のようなのである。その出所につ…
人類の代表(キリスト・ルチファー・アーリマン)像 昨年11月に開催されたアメリカ・ニューハンプシャー州の美人コンテストで、トランスジェンダーの男性が優勝したという記事を最近になって知った。まあ今はそういう時代なのだとは思うのだが、その写真を…
細胞の構造 コロナを巡る状況はかなり混沌としてきたように見える。そもそものその原因であるウイルスが人工物であるとする説がアメリカで急に台頭してきており(それは当初から指摘されていたことではあるが)、世界的にコロナへのこれまでの対策の無意味さ…
おなじみのT.Hメイヤー氏の論考を紹介したい。『The Present Age』誌 Vol. 6/No. 11/12 December/January 2022/23号の巻頭言である。 短文の中に、人智学派による大きな視点から見た現在の世界情勢が凝縮して語られている。これまでも取り上げられてきた記…
最近、「Walk in the Spirit」さんのブログに興味深い記事が載っていた。イエス・キリストが夢や幻に現われ、それがきっかけで大勢のイスラム教徒がキリスト教に改宗しているという報道があるというのである。 以下は、その2021年の報道記事である。 ―――――――…
ロシアのウクライナ侵攻が始まってからまる一年経過する。日本のマスコミは、相変わらずロシア・プーチン悪の論調で、戦況は、ロシアが「負けている」とするものが主流のようだ。しかし、ロシアと敵対している欧米でも、反戦、NATO脱退、ロシア支持の声が人…
このブログもすっかり「陰謀論」系の記事が多くなってしまった。しかし、さすがにこれまでコロナやウクライナの問題、そしてそれに関連してグレート・リセット周辺を客観的に観察してきた者なら、従来言われていた陰謀論を全く否定することができなくなって…
着物を返す聖フランチェスコ 2月15日は、釈迦の命日(入滅の日)である。 表題のフランチェスコとは、カトリックの聖者フランチェスコのことであるが、実は、今回の記事は仏陀に関連するものでもあり、書いている途中でいろいろ調べていたら、この日が仏陀の…
まもなくロシアのウクライナ侵攻開始から1年が経過する。日本のマスコミは、相変わらず、ロシアは劣勢、よくて両者は拮抗しているという誤った分析を垂れ流し、ロシア・プーチン悪玉論一色の報道に変化はない。マスコミに登場している常連の「専門家」とさ…
このブログでは時に「神々」という言葉が出てくる。 人智学は、特定の宗教宗派に属してはいないが、シュタイナーの思想の中心には「宇宙的キリスト」論があり、キリスト教にシンパシーがあるのは確かである。そのキリスト教は一神教といわれるので、「神々」…